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誰もがウェルビーイングな気持ちになった、
ASF2024の一日!

2024年06月14日

今年の5月26日(日)に開催されたASF2024も昨年に引き続き、よいお天気に恵まれました。

メインストリート沿いに立ち並ぶテントブースでは各々が趣向を凝らしたディスプレイの元で、おいしい焼き鳥の匂いが漂い、TシャツやステッカーなどのASFのレアなオリジナルグッズ、フェアトレードやローカルを盛り上げる商品が販売され、楽しい会話がそこかしこから聞こえてきました。中央ステージでは、この日のために練習が重ねられたダンスや演奏、アトラクションがにぎやかに続き、来場者と一体になった熱気が会場を包んでいました。

6号館では素敵なゲストによる講演が、新緑の光るSJガーデンでは子どもたちまでを魅了するイベントが開かれ、各教室ではアルムナイや有志の活気ある交流会も続き、四谷キャンパス全体がまちのフィエスタの時間を醸し出し、祝祭的な環境となりました。そして、ソフィア祭実行委員会のみなさんによる手づくりの看板と一枚一枚、また、裏表でもデザインが多様なフラッグが拍手のようにことほぎを紡いでくれていました。

長いコロナ禍による各種イベントの制限が全国で本格的に広く解かれた今年度、ASFもリアル開催を充実させ、一方では会場にお越しになれないソフィアンのためにオンラインのプログラムも趣向を凝らして配信をいたしました。定番の企画「ぶらり上智」では、上智大学放送研究会のメンバーもゲストとして同行してくださり、いまの上智の四谷キャンパスを歩きながらの生の声での解説が好評でした。時間と場所を超えて、世界をまたいでの交流が行われました。
午前中、私は6号館のスタジオからのオンラインでの登壇、そして午後は7号館近くのブースから「指出編集長のお悩み相談室」を音声プラットフォームVoicyにて生配信し、「上智のことが好きで好きでたまらない。社会人になってから距離ができてさみしい」「かわいい息子がひとり暮らしをすることについて心配」といった卒業生の悩みから、「将来、国際NGOで働くか、国内の企業に勤めるかで揺れている」などの在校生の相談、飛び入りしてくださったメキシコ人の来場者からの「このすばらしいフェスティバルは成功だと思いますか」という質問まで、愛と笑いのたくさんのコミュニケーションを楽しませていただきました。ステージから広がる在校生と来場者のみなさんの熱気と歓声、テントからこぼれる愉快な対話、それらが勇ましく涼やかな風とともにメインストリートを駆け抜け、なんともウェルビーイングな気持ちを感じていました。
グランドフィナーレの際、中央ステージに集まってくださったみなさんお一人お一人が校歌を歌う幸せな表情が忘れられません。ほんとうに、さまざまな笑顔があふれた大盛況の一日でした。

この、誰ひとり取り残さず、誰もがご機嫌になれる時間をつくってくださったのは、ソフィア祭実行委員会の在校生のメンバーのみなさんとASF2024の社会人実行委員のみなさん、そして上智大学に関わるすべてのみなさんです。半年をかけてコミュニケーションを深め、ASF2024をていねいにつくり上げてくださったみなさまに深い尊敬の思いとともに、心からの感謝を申し上げます。
ASFは純粋に来場されるのももちろんおもしろいですし、実行委員のメンバーとして事前から関わり、参画されることもまたおすすめです。

光り輝く5月の、ソフィアンたちによるワクワクするプロジェクト。ご参加くださった方、つくってくださった方の双方に、重ねて御礼申し上げます。

来年もぜひ、みなさまとご一緒させていただけますことを実行委員一同、とても心待ちにしております。

ASF2024実行委員長
指出一正

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