HOME > イベント > 【5/26(日) 11:00 早下隆士前学長講演会】  「細菌を識別する最先端の化学技術」イベント

【5/26(日) 11:00 早下隆士前学長講演会】
「細菌を識別する最先端の化学技術」

2024年04月23日

第7回目となる「ASF学術講演会」は、上智大学前学長の早下隆士先生をお迎えします。
先生が研究されてきた最先端の化学技術について、一般の方々にも分かりやすく説明いただきます。どなたでもお気軽に参加ください。


【早下先生からのメッセージ】
アミノ酸の一つ一つには優れた機能はありませんが、これらが集合したペプチドやタンパク質には新しい生体機能が現れることがあります。この様に複数の分子が集まることによって、それぞれの分子のもつ機能の和を越えた新しい機能が生まれ、これらの概念を「超分子」と呼ぶ研究領域が誕生しています。本講演では、演者が進めてきた超分子形成に基づく新しい分析試薬の開発研究の中で、とくに上智大学の学部横断型重点領域研究としても展開してきました、超分子ナノ構造体を用いて細菌やその毒素を識別する最先端の化学技術を、専門分野以外の皆様にも分かりやすく紹介したいと思います。


日時:

2024年(令和6年)5月26日(日)11:00~12:00 

会場:

6号館307教室

テーマ:

「細菌を識別する最先端の化学技術」

講師:

早下 隆士(はやした たかし)上智大学前学長、客員教授
1958年宮崎県生まれ。1985年九州大学大学院工学研究科修了、工学博士。1985年神奈川大学工学部助手、1989年米国テキサス工科大学博士研究員、1991年佐賀大学理工学部助教授、1997年東北大学理学部助教授、2005年上智大学理工学部教授、2010年理工学部長・研究科委員長、2014年第15代上智大学長。2014年日本カトリック大学連盟会長、2020年シクロデキストリン学会会長、日本イオン交換学会会長、ホスト-ゲスト・超分子化学研究会会長、2021年日本分析化学会会長。

※「ASF学術講演会」は、ホームカミングの機会にソフィアンの学問研究成果を学び、会員相互の親睦を深めると共に「上智大学の精神と教育理念」の共有を目的とする企画です。

主催:

上智大学ソフィア会 ASF2024実行委員会
担当:江波戸隆明(1984法法)、鈴木久子(1984外露)、高橋喜代子(1985文教)

後援:

ソフィア経済人倶楽部