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知花くらら氏(本学卒業生)による講演会を実施

2024年01月17日

12月4日、本学文学部卒業生でモデルの知花くらら氏が本学で講演を行いました。講演会には、学生・保証人・卒業生等合わせて約170人が参加し大きな盛り上がりを見せました。

講演は「世界を旅して見てきたことは」と題し、知花氏は本学での学生生活を含むこれまでの人生やキャリアの歩み、ミスユニバース世界大会や元国連世界食糧計画(WFP)日本親善大使としての経験、そして現在挑戦されていることについてお話いただきました。

ミスユニバース世界大会で準グランプリを獲得されるまでの日々や獲得後の苦悩、元WFP日本親善大使としての活動内容や当時の思い、妊娠中のリスキリングへの挑戦等、メディアでの華々しいご活躍の裏では知花氏も悩み試行錯誤をされていることを包み隠さずに語っていただきました。

リスキリングに関しては、子育てしながらの大学での学び、妊娠中に二級建築士の受験など、学業・仕事・子育てを同時にこなしたエピソードを披露しました。その多忙な生活ぶりを聞いた参加者からはどよめきが起きましたが、知花氏は多忙であっても学びの時間を持てたことは幸せだったと嬉しそうに教えてくれました。

知花氏は、自身にとっての学びを「世界の見方を身につけること」・「自分の"好き"に誠実になること」・「自分を耕すもの」とし、「その土に知の大輪の花が咲く」の言葉を胸に秘めて学び続けていると述べて、講演を締めくくりました。

講演後の質疑応答では、参加者からの「20代に経験して良かったと思うこと、今20代に戻れるならやってみたかったこと」、「お仕事や子育てでご多忙な中、旅や建築の勉強等、多方面に力を注いでこられましたが、時間のやりくりで工夫していらっしゃることはありますか」等の質問に、知花氏は具体的なエピソードを交えて回答されました。

参加者からは、「挑戦や学びを続ける事への勇気とエネルギーをいただけました」、「ご自身の体験を踏まえた学びに対する姿勢を、本音ベースで様々なお話頂き、とても良い刺激になった」「知花さんのお話に共感できる部分もあれば、はっとさせられること、新たに知ることもたくさんあり、とっても刺激的な時間になりました」といった感想が寄せられました。


上智学院総務局ソフィア連携室