HOME > イベント > 第12回 地域ソフィア会全国大会  2023鹿児島大会開催報告イベント

第12回 地域ソフィア会全国大会
2023鹿児島大会開催報告

2023年09月26日

今年は鹿児島に大集合

 今回で12回目となる地域ソフィア会全国大会が、9月9日(土)、10日(日)の両日、ニューヨーク、韓国など国外からの参加者も含め総勢166名が集まって鹿児島市内の城山ホテルで開催されました。鹿児島ソフィア会をはじめ、北九州ソフィア会、福岡ソフィア会、佐賀ソフィア会、長崎ソフィア会、熊本ソフィア会、大分ソフィア会、宮崎ソフィア会といった九州ソフィア会が総力を挙げてホスト役となり、心のこもったスムーズな運営を展開。午後2時から、ソフィアンの賑やかな交流会が開幕しました。


第1部は情報交換会

 今回の情報交換会は、質疑応答という形式はとらず、参加者にソフィア会の活動をしっかり理解して頂く一助として、組織委員会の川崎委員長を始め、地域ソフィア会活動に関連の深い各委員会の委員長及び委員が活動の概要と熱い想いを説明しました。


各氏の祝辞で第2部が進行

 第1部終了後15分の休憩を挟んで第2部がスタート。まず、鹿児島ソフィア会会長、吉冨秀介さんによる歓迎の挨拶。続いて、ソフィアンの絆がますます深まることを期待しますという鳥居正男ソフィア会会長の挨拶があり、さらに上智学院のアガスティン・サリ理事長からは、本大会開催への祝辞と共に、常日頃ソフィア会が学院を支援してくれていることへの感謝の意、大学のステイクホルダーとの、なかんずく卒業生とのエンゲージメントを強めることの大切さが述べられました。最後に曄道佳明上智大学学長が登壇され、祝辞と共にコロナ前の状況にほぼ戻った大学の近況報告などを述べられました。


第3部 記念講演

 記念講演の講演者は1982年経済学部経済学科卒業の東 和浩さん。東さんは現在、株式会社りそなホールディング シニアアドバイザー、大阪商工会議所副会頭などの要職にあり、ソフィア会の副会長も務められています。『危機から生まれる「変革のDNA」~りそなグループ再生の軌跡~』と題された講演は、高校時代を鹿児島で過ごされたご自分と当地とのかかわりから始まり、社会人になってからの様々な経験談を経て、社長時代のりそな銀行立て直しの苦労話に及び、会場のソフィアンはどんどん話に引き込まれてゆきます。最後に「A(当たり前のことを)、B(馬鹿にせず)、C(ちゃんとやる)、D(できれば)、E(笑顔で)」という、ABCDEにひっかけたモットーで講演を締められた東さんには、会場に集まったソフィアンから、盛大な拍手が送られました。


そして懇親会へ

 記念講演のあとは、会場を移して懇親会へ。乾杯の発声は、鹿児島ソフィア会会長の吉冨さん。続いて、加治木島津家第十三代当主の島津義秀さんによる薩摩琵琶と、豊丸安美さんによるフラメンコのコラボが披露されました。琵琶とフラメンコというたぐいまれな取り合わせが見事に調和した素晴らしいパフォーマンスに、会場のボルテージも最高潮。ステージが終わると、それまでは登壇者の話を聞いたり、パフォーマンスを見るだけだけだった参加者の間に、一気に賑やかなコミュニケーションの輪が広まります。今回は特に九州地区の若手ソフィアンの参加が多く、彼らの素晴らしい会場運営も大会成功の大きな要因と言えるでしょう。今後のソフィア会の発展にもますます期待が持てる大会となりました。また別会場での二次会にも多くの方が参加され、初対面も何のその、笑い声の絶えない夜となりました。


翌日はエクスカーション

 大会2日目は九州ソフィア会の皆さんの計らいで、1.桜島と霧島神宮を巡るツアー、2.知覧特攻平和会館と蒸し風呂温泉を巡るツアー、3.ゴルフコンペ蒲生カントリークラブという3種類のエクスカーションが用意されました。直前まで台風13号の影響も心配されましたが、当日の鹿児島地方は快晴で、それぞれの企画に希望者が大勢参加して、まさに有意義な2日間となりました。


広報委員会委員長 大塚智美(1980経経)



鹿児島ソフィア会 吉冨秀介会長から

今回の大会開催に際し、2月から8月まで4人の核になる実行委員と有志10数名が毎月集まり、準備を重ねてきました。当日は大勢の皆様にお越しいただき、心より感謝を申し上げます。2025年の岩手大会での再会を楽しみにしております。



鹿児島ソフィア会 吉冨秀介会長からご挨拶

鹿児島ソフィア会 吉冨秀介会長からご挨拶

2日目の桜島観光

2日目の桜島観光