HOME > イベント > 2022年度 銀祝開催報告イベント

2022年度 銀祝開催報告

2023年03月09日

 去る2月25日に上智大学10号館講堂でルビー祝・銀祝合同の祝賀式典に参加させていただきました。ようやく出口が見えているとはいえ、未だコロナ禍で様々なリスクがあるにも拘らず開催を許可いただきました大学当局と準備に奔走いただいた事務局の皆様の想いも天に通じて快晴の天気に恵まれての開催になりました。
 通常時の開催とは異なり随分と制限がある中での開催となりましたが、式典の本質はまったく損なわれることなく本当に素晴らしいひと時となりました。
 私にとって四谷は勤務地至近でもあり毎週訪れる場所なのですが、当日は朝に交差点からイグナチオ教会を見上げた時点で日頃とは違う空気感を感じました。おそらく同じく銀祝と思われる女性数人が再開を喜び合っている様子を横目に交差点を渡り、大学の敷地に足を踏み入れた頃にはすっかり当時にタイムスリップした感覚になりました。当時と変わらぬ佇まいの建物もあれば、すっかり様変わりした新しいビルもありますが、メンストを歩きながら感じるキャンパスの空気は当時のままでした。会場となった10号館講堂は「死の哲学」や「憲法」の講義などでよくつかわせていただいた場所でしたので、席に座ってみて「あぁ、そういえばここの座席は睡眠学習には不向きだったな。。。」とどうでもよいことに思い耽ったりしているうちにいよいよ式典開始となりました。今回はサークルの後輩の伝手で僭越にも同期を代表して謝辞を述べることになっていましたので、初めて講堂の最前列に座らせていただき、学長先生・学院理事長・ソフィア会会長の祝辞をいただいた後これまた初めて壇上に上がらせていただきました。あのころと反対側からみる講堂の景色は新鮮で、「これは後ろに座っていても寝てたらよくわかるじゃん、、」と当時の先生方の寛大さにも大いに感謝しながら謝辞を述べさせていただきました。
 式典後にはこれまた懐かしい11号館地下のラウンジ(と当時は読んでいたような記憶があります)で銀祝同期の茶話会でした。銀祝にはおよそ270名と大変多くの方が参加されていましたので、何人知り合いを見つけられるかな、、と心配していましたが、謝辞を担当させていただいたお陰で、サークルやクラスだけでなく「顔には見覚えあるけど、、、」というような同期の方々にも多くお声をかけていただくことができて楽しいひと時を過ごさせていただき、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
帰り際には購買で在学中にも買ったことなかったソフィアグッズ(トレーニングウェア)を何点か購入し、これで電車にのったらタイムスリップもいよいよ終わりかな、と後ろ髪をひかれる思いでの家路となりました。
 短いひと時でしたが、本当に幸せな時間を過ごして大きなエネルギーと自信をもらうことができました。15年後のルビー祝でも元気にタイムスリップできるようにこれからも日々頑張りたいと思います。今回参加できなかった皆さんも、15年後には是非再会しましょう!

文責:青沼 裕(1997法法)