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2022年秋季全国代議員会を開催
13名の顕彰者を表彰
-ソフィアンズ顕彰

2022年10月13日

 ソフィア会は10月8日(土)午後2時より、学内6号館101教室で「2022年上智大学ソフィア会秋季代議員会」を行いました。今回は2019年秋以来の対面での開催で、多くの代議員がFace to Faceの大切さ、喜びを実感していました。


●学院、大学の最新状況は

 ソフィア会の森俊雅総務委員長(1981外英)の司会で代議員会はスタート。まず鳥居正男ソフィア会会長が「会長に就任しましてからちょうど丸2年経ちますが、新型コロナの影響で、代議員会も就任以来4回目にして初めて対面での開催が実現しました。今まで皆さんの前に顔をお見せする機会が限られておりましたが、今日こうして直接皆さんとお会いできますことを大変嬉しく思います」と挨拶。
 続いて、来賓としてお越しの佐久間勤上智学院理事長が、主に現在進行中の四谷キャンパスの整備について紹介。15号館の竣工、そして正門やメインストリートの整備の状況を説明しました。かつての学園紛争時代のいかにも頑丈そうな門に代わって、新しい正門は訪れる人を温かく迎えるようなイメージ。そこから続くメンストにもテラスが新設され、学生たちが憩えるスペースが設けられました。今後も、7号館や中央図書館の改修などが続くようです。

 佐久間理事長は続いて、上智学院の中長期計画「グランドレイアウト」を2023年から2031年を見据えて策定中であることを説明。上智が「選ばれ続ける大学」であるため、卒業生の支援を呼びかけました。
 代わって登壇した曄道佳明上智大学長は、主に上智大学の近況について説明。最初に「ソフィア会のみなさまには物心両面で応援いただいていること、教職員、学生ともども感謝しています」と述べたあと、現在の大学の学生数は1万2,200名、教職員は540名で、規模としては私立大学としては2~3番目の少人数であること。現在9つの学部、29の学科があるが、これらが新たな英語学位習得プログラム(SPSF- Sophia Program for Sustainable Futures)で、共通プラットフォームで学位を取得することができるような仕組みも新たに用意されているなどを紹介。
 コロナでオンライン授業が続いていましたが、「ようやくキャンパスで通常の対面での授業ができるようになってきました。現在、9割以上が対面での授業で、キャンパスに学生が戻ってきました」と大学の状況を語りました。

●ソフィアンズ顕彰表彰式でお祝いを

 曄道佳明上智大学長の挨拶に続き、ステージの椅子などを配置換えし、代議員会では3年に1度のソフィア会貢献者の表彰を行いました。この「ソフィアンズ顕彰表彰式」は今回が4回目で、今年は13名の方に賞状、記念の盾を贈りました。
 式は、宍戸周夫被顕彰者選考委員長(1971法法)の司会で行われ、顕彰者表彰制度について説明のあと、今回の被顕彰者が次々と登壇し着席。その後、鳥居会長からそれぞれの受賞者に賞状と記念のクリスタル盾が手渡されました。また、受賞者を代表して戸川宏一さんが挨拶をしました。
 今回の受賞者は以下の方々です(敬称略、卒年順、肩書は代表的なもの)


川野克美(1958経経、第二代経鷲会会長)
下村善和(1959経商、大分ソフィア会前会長)
戸川宏一(1963経商、ソフィア会前会長)
山本雄造(1963法法、北九州ソフィア会前会長)
風間烈 (1965外仏、フランス語学科同窓会前会長)
浅野祐一(1967経商、とかち帯広ソフィア会会長)
大坂靖彦(1968経経、香川ソフィア会元会長)
鳥飼玖美子(1969外西、ソフィア会前副会長)
髙祖敏明 (1971文哲、上智学院前理事長)
枝川葉子 (1972外独、ピタウ先生を語る会)
大宅一裕 (1973外独、香港ソフィア会)
辰巳貞一 (1973法法、関西ソフィア会会長)
溝間良輔 (1978経営、ソフィア経済人倶楽部、経鷲会)


 このソフィアンズ顕彰表彰式は、2013年の上智大学創立100周年を機に設立された「ソフィア会に顕著な貢献のあった会員を顕彰する」ことを目的とした「上智大学ソフィア会貢献者に対する顕彰規程」に基づくもので、第1期被顕彰者選考委員会において15名、第2期被顕彰者選考委員会において14名、第3期被顕彰者選考委員会において13名の被顕彰者を決定、それぞれ2013年、2016年、2019年の秋季全国代議員会においてソフィアンズ顕彰表彰式を行っています。

●3つの審議事項を承認

 表彰式に続き、代議員会は議事に入り、最初に鳥居会長がスライドを示しながら活動報告を行いました。
 この中で鳥居会長は対面での代議員会が開催できなかったこの2年間を振り返って、ソフィア会の常任委員会をどのように運営してきたか、ASF、ASCなど各種イベントの開催、理事長、学長をはじめとする大学側との意見交換、現役学生支援、各委員会の活動、今後の予定イベント、募金などの状況について説明。最後にソフィア会のスローガン「つなげよう、拡げよう、深めようソフィアンの絆」の実践を呼びかけました。
 続いて、審議事項に移りました。ここで鳥居会長が議長となり、まず定足数について「本代議員会において代議員数499名、出席議員185名および事前の議決権行使、議長一任の合計は392名で代議員の過半数である250名を超えています」と報告。議事録作成人と議事録への署名人の指名、承認を経て審議に入りました。
 審議事項1「新規代議員の承認の件」を江波戸隆明役員選考副委員長(1984法法)、審議事項2「上智大学へのウクライナ学生支援に関する寄付の件」を戸川清募金委員長(1971経経)、審議事項3「新規登録団体承認の件」を上原隆一組織委員長(1976経営)が説明。いずれも承認されました。
その後2つの報告があり、秋季代議員会は午後4時過ぎには終了。その後場所を2号館5階の学生食堂に移し、懇親会を行いました。懇親会も久々の開催でしたが、まだアルコールの提供はなく、代議員はアクリル板で囲まれ着席で弁当を黙食。かつてのように学生のパフォーマンスを見ながらの盛り上がりを見せる懇親会にはまだ時間がかかりそうです。

宍戸周夫(ソフィア会広報委員長、1971法法)

受付には臨時のソフィアングッズ売り場も

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佐久間理事長からは改修進むキャンパスの説明も

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曄道学長は大学の最新情報を

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久々に6-101での対面代議員会

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ソフィアンズ顕彰表彰式-鳥飼玖美子さん

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会長、理事長、学長も入って記念撮影

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議事の最初は鳥居会長の活動報告

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アクリル板で囲まれお弁当を黙食

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