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安藤優子さんオンライン講演会
「後輩の皆さんへ ~ニュースの現場で働くということ」

2021年06月14日

 上智大学とソフィア会は6月7日(日)15:00から、安藤優子さんオンライン講演会を開催しました。学生、学生の父母・保護者、教職員、卒業生など、862名の方にご参加いただきました。事前に質問を募集したところ、230個の質問をいただき関心の高さがうかがえます。その中から、当日学生3名に参加してもらうことになりました。

 まずは、安藤さんから「今日は2つ伝えたいことがある」と話し始められました。
 1つ目は、女性が働くことについて。自分は学生時代にアルバイトで男性社会のテレビ局にアシスタントという立場で入り、男性司会者の隣に座ってうなずき、笑顔を作る役割を与えられた。しかしそうした保守的な社会に自分が入ることでハレーションを起こした。そこで、自分は敵じゃないということを示し、同化するために女性であることを封印して居場所を確保した。それは考えてみると、女性であることに対するリスペクトに欠けている。一人の人間として自然に働ける社会を目指したいと思って今までずっとやってきた。後輩たちには、その人の個人のありようを尊重する働き方をしてほしいと願っている。

 2つ目は、ジャーナリズムとは。
 なぜと問い続けること。なぜ、そのようなことが起きたのか、なぜその事件・事故は起きたのかと問うことはその対象に関心を持つことであり、人の話を聞くことで多様性を知ることができる。

 学生からの質問は、「VIP取材で心掛けていることは」。
 VIPであっても、そうでなくても取材をするときに事前準備をし、質問を用意しておくものだが、取材は相手の話を聞くことが重要なのであって、自分の質問をして、自分をかっこよく見せるためのものではない。
 「ジャーナリストとして一番大切な能力とは何か」。
 共感力。第三者が起こしたことを、本当に伝えたいと思いながら伝えるためには想像力を駆使し、相手やその国に思いをはせながら伝えることが大切だ。
 「これからのテレビの役割は」。
 情報の信頼性があることが重要。国内外に張り巡らせた取材ネットワークで記者が取材をして裏付けのある情報を放送していることに未来がある。

 そのほかの質問に対しても時間のある限り応えられました。「スクープについて」は、言葉にしない行間を読み取ることもある。「大学院に進んだ目的は」ニュースの背景になっている学術的なことを獲得したいと考えたから。そして「留学経験はいかされているか」については、日本の外に出て自分がマイノリティだということを知ったこと。そして「声を上げなければいないも同然」と、その時に言われた言葉が今でも心に残っているとお話されました。

 質問した学生は目を輝かせ、真剣さが伝わってきました。リアルでは参加できないほどの多くの方が聴講してくだったこと、心から感謝申し上げます。

岩崎由美(1980文国)



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