上智大学神学特別講習会：
全体テーマ「教皇フランシスコの『いのち』のメッセージ」 開催のお知らせ

2021年01月22日

2019年上智大学神学部は創設60周年を記念致しました。そして同年11月26日には、教皇フランシスコが来校され、大学全体に向けての貴重なメッセージをいただくことができました。この恵みの年を踏まえて、今年2020年度には、初めてオンラインで神学特別講習会を配信致します。
特別予算をいただいての企画となるため、今年度は無料で皆様にこのような機会をご提供できることになりました。連続講習会の中では、教皇フランシスコのメッセージを多角的・重層的に深め、広く紹介して参ります。
良く知られている回勅『ラウダト・シ』や『福音の喜び』にとどまることなく、教義神学、聖書学、倫理学、霊性などの側面からも単なる「Biosー物質的生命」にとどまらない「いのち」についての考察を深めてゆきたいと思います。また、この特別講習会は、後ほど電子書籍の形で出版される予定です。出版の詳細に関してお申し込みの方々には、御連絡申し上げます。
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■　講師陣と講義内容（あいうえお順）　

• アイダル・ホアン（上智大学神学部神学科 教授、イエズス会司祭）／教皇フランシスコの哲学とそのルーツ
• 片山はるひ／（上智大学神学部神学科 教授、ノートルダム・ドゥ・ヴィ会員））永遠のいのち」の希望ー教皇フランシスコと永井隆「どん底に大地あり」
• 具 正謨（上智大学神学部神学科 教授、イエズス会司祭）教皇フランシスコのリーダーシップ『一緒に歩む』(communare insieme）に見られる識別の精神
• 小西広志（フランシスコ会司祭）／アシジの聖フランシスコー総合的（インテグラル）なエコロジーの模範
• 佐久間勤（上智大学神学部神学科 教授、イエズス会司祭）／何が人と人、神、大地との関係を損なうのか：創世記（原初史）を読む
• 瀬本正之（上智大学神学部神学科 教授、イエズス会司祭）／すべてのいのちを守るための環境保護ー環境倫理からみたインテグラル・エコロジー
• 竹内修一（上智大学神学部神学科 教授、イエズス会司祭）／いのちの隔離ーハンセン病は何を語るか
• 角田佑一（上智大学神学部神学科 助教、イエズス会司祭）／教皇フランシスコ『ラウダト ・シ』における三位一体の神秘ーいのちの交わりとエコロジー
• 英隆一朗／（聖イグナチオ教会主任司祭、イエズス会司祭）フランシスコ教皇の言動から、今日の教会がどうあるべきかを考える
• 森裕子（上智大学神学部神学科 教授、援助修道会会員）／観想することと気づかうこと：教皇フランシスコとともにパンデミックの危機において信仰を生きる
• 吉川まみ（上智大学神学部神学科 准教授）／環境教育をはじめるために～インテグラル・エコロジーに向けて～
• 若松英輔（批評家・随筆家、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授）／いのちの神学

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■　主催　上智大学神学部
■　問合せ先： sophia.theology.2021@gmail.com
■　視聴をご希望の方は、イベントの申し込みをPeatixのページからお申し込みください。無料で配信アドレスをお送りいたします。
■申し込みはこちらまで↓
https://peatix.com/group/8769409