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「ソフィアン国家公務員と話そう-日本、世界で活躍する先輩たち-」
オンライン開催報告

2020年11月06日

 10月21日、本年もソフィア会の後援により、シンポジウム「ソフィアン国家公務員と話そう-日本、世界で活躍する先輩たち-」(主催:上智大学国際関係研究所)が開催されました。本企画は、2016年以降毎年、藤崎一郎元駐米大使(元上智大学特別招聘教授、国際戦略顧問)及び本学出身の各省庁幹部職員を招き、外交官・国家総合職等を目指す学生・卒業生を支援してきたもので、今年度はコロナ禍の影響により初のオンライン開催となりましたが、当日は70名以上の学生・卒業生が参加しました。
 鳥居正男ソフィア会会長の挨拶から幕を開け、藤崎元大使の基調講演では「優秀な人材であれば出身大学は関係ない。上智生にはぜひ総合職を目指して欲しい。」と語られました。その後、今西淳東北大学公共政策大学院教授(前大臣官房儀典総括官、1993法法)、小野健アジア大洋州局北東アジア第一課長(1997法国)、梶原徹経済局サービス貿易室長(1997法国)、安藤史哲国際法局社会条約官室首席事務官(2008法国)から、それぞれの学生時代の経験を交えて志望動機、国家総合職と専門職との違い、外交政策の立案過程や日本を代表して外交交渉を行う仕事の醍醐味等を中心に分かりやすく説明が行われました。続いて、主催者の安野正士国際関係研究所所長の挨拶、本年度国家総合職内定者の中村美理さん(2021年卒業見込み)も交えた情報交換・交流会に移り、同窓の先輩・後輩間ならではの熱心かつ活発な質疑応答の場となりました。最後に、藤崎元大使が「同じ志の仲間と一緒に切磋琢磨することが重要」と総括されました。
 これを受けて、今年も藤崎元大使が本学の特別招聘教授だった際に発案され、ソフィア会が支援している「国家総合職関心者勉強会」には多くの学生からの参加申込みが届いております。
 本後援は、「ソフィア会の将来ビジョン」における、「3.母校への貢献・現役学生支援の強化・拡充」-「国際社会で活躍する人材の就活支援」を実施するものです。
 (尚、卒業生(30歳未満)の勉強会への参加希望者は、 宛、①氏名、②卒年・学部学科を明記の上、申込みください。)     

    

上智大学ソフィア会
学生支援・奨学金委員会
江波戸隆明(1984法法)