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第1回 ザビエル杯 日本語スピーチコンテストが開催されました

2019年12月19日

12月8日(日)、以前から上智学内では開かれてきた日本語スピーチコンテストを、初めて他のキリスト教系大学にも呼びかけた「ザビエル杯」が2号館の教室で開かれ、青山学院大、聖心女子大、獨協大、立教大、そして上智で学ぶ留学生14名が参加しました。

テーマは「日本で経験した最も印象的なこと」。日本では当たり前のことも留学生の目には新鮮に映り、一見ささやかな出来事が、異文化の理解や母国を見直すきっかけに。故郷を離れて、喜び、悩み、考えたことを伝えるスピーチは、いずれも胸を打ちます。審査は難航しましたが、劉 聡慧さん(中国・青山学院大)が優勝カップを手にしました。

審査員のひとり、ラグビー元日本代表の大野均さんはサイン入りジャージーを大野賞として贈呈。記憶に新しいラグビーワールドカップにも触れて「日本代表チームには多くの外国出身選手がいて、あの活躍がありました。みなさんも母国と日本とをつないでください。きょうの経験がその始まりになってほしい」と話しました。

審査委員長の白石和子さん(元リトアニア大使)は、「たくさんの留学先から日本を選んでくれてありがとう。上智だけでなくすべての留学生をソフィア会は応援します。母国でも日本でも活躍してください。一心に日本語を学んだ経験はきっと財産になります」とお祝いの言葉を述べました。

大成功のうちにコンテストは終了し、ソフィアンズクラブでの懇親会でも明るくあたたかい雰囲気で交流が続きました。


田隅 佐代子(1991文英、国際委員会)


賞状を手に笑顔の参加者たち

白石審査員長からスピーカーに質問を

1位の劉さんへ戸川会長から優勝カップを贈呈

ラグビー元日本代表 大野均選手