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ソフィア会の将来の姿を明らかに
2019年春季全国代議員会を開催-5/18

2019年05月23日

●将来ビジョンの具体化が重要

 上智大学ソフィア会は5月18日(土)午後2時から、学内6号館1階の101教室において438名の代議員出席(議長への委任状を含む。総代議員数515名)のもと、2019年ソフィア会春季全国代議員会を開催しました。
 代議員会ではまず、戸川宏一ソフィア会会長が挨拶。その冒頭、この間亡くなったデベラ・ホセ・マリア神父、増田祐志元神学部長、小林章雄元ソフィア会副会長、そして事務局で活躍された瀧野重夫さん、またスリランカの連続爆破テロで命を落とされた法学部出身のソフィアンへの黙とうを呼びかけました。
 続いて、「ソフィア会は20年後には会員20万人時代を見据え、本日審議いただく将来ビジョンを具体化することが求められる。またソフィア会のネットワークをさらに広げ、若い世代にも積極的に参加していただくことが重要だ」などと述べました。 続いて来賓としてお招きした佐久間勤上智学院理事長、曄道佳明上智大学長が登壇。
 佐久間理事長は「ソフィア会の活動は、国内はもとより海外にも拡大している。それをさらに、上智学院の他の学校法人の同窓会にも広げてもらいたい」と述べるとともに、上智大学が「世界に並び立つ大学」として成長し成熟するための基本的方向性を示した「グランド・レイアウト2.1」を紹介しました。
 また、曄道学長は「上智大学は四谷にすべての学部があり、それがグローバル化している総合大学で、他にはないものである。その可能性の源泉が卒業生であり、大きな発展のためのエネルギーである」と卒業生への期待を示しました。

●時間をかけて集中審議

 続いて、戸川会長が活動報告として2018年会務報告と2019年重点施策を説明、その後戸川会長が議長となり審議に入りました。 今回の審議事項の柱は、ソフィア会が約2年をかけて検討を進めてきた「将来ビジョン」。ソフィア会の今後の方向性を定め、それを実現するための具体席施策を示すもので、2018年7月から委員長を務めてきた池田道雄ソフィア会副会長が約30分をかけて説明しました。これに対し、7人の代議員から意見、質問が寄せられましたが、そのひとつひとつに対し回答。最後は拍手で承認されました。今後、将来ビジョンはソフィア会の大きな指針として、具体化が進むことになります。
 その後、 ①新規代議員承認の件、②新規登録団体承認の件、③2018年度事業報告、決算報告及び監査報告の件、④2019年度事業計画及び予算の承認の件、⑤ソフィア会奨学金創設に伴う運営指針、基金設置と募金推進の件の5つについて各担当の委員長が説明。4人の代議員が2019年度予算と奨学金について質問や意見を述べ、これも拍手で承認されました。
 審議事項に続き、報告事項として新たな常任委員の任命やソフィア会における公務と経費負担・補助規程別表の改定について、第28回コムソフィア賞について、などを各担当委員長などが説明、議事は予定時間を30分ほど超過して終了しました。
 その後、午後5時から2号館5階の学生食堂で懇親会を開催、ここにも多くの代議員や大学関係者が参加しました。懇親会ではマイケル・ミルワードソフィア会副会長の開会挨拶の後、恒例の学部学科同窓会代表者による乾杯発声は、石川雅弥英語学科同窓会元会長が行い、その後歓談に。途中で学生団体である応援団のパフォーマンスが行われ、最後は恒例の校歌、エールで終了。ソフィア会のさらなる飛躍を誓いあう会となりました。

宍戸周夫(ソフィア会広報委員長、1971法法)

戸川会長による開会挨拶「ソフィア会の将来を見据えて」

佐久間理事長「ソフィア会の活動に期待」

曄道学長「上智発展の源泉は卒業生」

会場から意見を述べるカリー元学長

懇親会にも多くの代議員が参加

最後は前川征弘役員選考委員長(元応援団)によるエール