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2018金祝開催報告

2018年07月10日

1968年に、本学を卒業した私たち同期生は、本学を卒業してから50年=半世紀を迎えることになり、学長から「金祝の祝状」をいただきました風薫る5月に開催されたASFのこの良き日に、このような慈愛に満ちたお取り計らいをいただいた、佐久間理事長、曄道学長、ソフィア会の戸川会長を始め、多くの関係の皆さまに、金祝卒業生を代表して心から感謝いたします。

入学の1964年には、東京オリンピックが開催され、それは忘れることのできない出来事でした。そして卒業の年1968年は、日本のGNP(国民総生産)が西ドイツを抜き世界第2位となり、我が国が経済大国として走り出した年でした。私たちは本学卒業後、この「経済大国日本」の発展の原動力として、国内・海外の職場で、様々な社会活動の現場で、それを支える家庭で真摯かつ勤勉に働き、今日の日本の繁栄の礎(いしずえ)を作ったと自負しております。

しかしながら、その後の約四半世紀に及ぶ日本経済の停滞の間に、IT技術とインターネットの急激な進展の中で世界は大きく変動し、地球規模のチャレンジの時代が到来しました。このようなの時代のリーダーに求められているものは、「世界を、より良い方向に変える」ビジョンを描き、それを創造的に実現できる能力です。

今こそ上智大学の "Men and Women for Other with Others" の教育精神の、真価が発揮できる時代が到来したと言っても過言ではないと、私たちは強く思います。これからも上智大学がこのようなグローバルなリーダーとなる人材を輩出し続けることを、ここに改めてお願いいたします

今年の金祝では、私たち1968年卒業生1,244人の約33%にあたる409人の仲間が参集しました。そして式典の後は、有志による「金祝祝賀会」を開き、皆さまのご配慮に感謝しつつ、同期生との旧交を温めさせていただきました。

新たなグローバルな環境のなかで、上智学院、上智大学、ソフィア会のさらなる発展と、ご参集の皆さまそれぞれのご健勝をお祈りしております。

昭和43年金祝 有志実行委員会 委員長 秋元征紘