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2017年秋季全国代議員会を開催-10/21
「常任委員枠の拡大」などを承認

2017年10月25日

●理事長、学長からは大学の最新情報を

ソフィア会は秋季全国代議員会を10月21日(土)14:30から、学内6号館(ソフィアタワー)1階101教室で開催しました。
代議員会の冒頭、この間のソフィア会員や大学関係者など物故者に黙とうを捧げ、その後、戸川宏一ソフィア会会長が挨拶。「今、ソフィア会員は14万人を数え、20万人を迎えるのも時間の問題となった。今からソフィア会の将来ビジョンを考えていかなくてはならない。同時にソフィアンのネットワークをさらに強化する必要がある」などと述べました。
続いて来賓としてお越しいただいた髙祖敏明上智学院理事長は、マザー・テレサの「わたしは神様の手の中の小さな鉛筆にすぎません」という言葉を交えながら、石澤良昭教授・アジア人材養成研究センター所長のラモン・マグサイサイ賞受賞、四谷キャンパスの北門完成など、大学の最近の状況を紹介。
曄道佳明上智大学長も、「現在、上智大学には世界70か国から約2,000人の留学生が来ている。また上智から世界の大学に留学している学生も約1,000人を数える。多様な人材を受け入れ、多様な人材を輩出している」など大学が取り組むグローバル・キャンパス化の動きを紹介。「社会の変革は速く、未知の社会が訪れる。こうした状況に向けた取り組み、新しい倫理が求められている」と上智大学が目指す新しい大学像について語りました。

●6つの審議事項と8つの報告事項で討議

ここで司会が「出席239名、委任状提出185名の合計424名によって代議員過半数を超えている」と報告。代議員会は成立しているとして議事に入りました。
議事審議に入る前に、戸川会長が「ソフィア会新体制報告と主な活動計画」を報告。2017年5月にスタートした戸川新体制が取り組んだ主な業務を説明するとともに、総合調整委員会、ソフィア会将来ビジョン検討委員会の設置など新体制の目的についても紹介。また、ソフィア未来募金やソフィア会維持会費の状況も説明しました。
続いて議事審議に入り、1~3号議案の新規代議員、推薦会員、新規登録団体については提案の通り拍手で承認されました。4号議案の①の「ソフィア会会則の一部改定」は、常任委員枠の拡大(現行20名以内を25名以内に)については承認、②の「ソフィア会終身会費名称の変更」については、議員から「付則をつけるべき」などの意見が出され、時間の関係もあり審議保留としました。5号議案の役員選考委員会規程の一部改定、6号議案の被顕彰者選考委員会委員選出の件については原案通り承認されました。
ソフィア会からの報告事項は「新常任委員、専門委員会委員」、「第9回地域ソフィア会全国大会2017名古屋大会」、「ソフィア会学生活動支援金の贈呈」など8項目。これについても、議員からの意見が寄せられましたが、議事は予定時間を30分ほどオーバーして終了しました。

●懇親会ではソフィア会のさらなる発展を確認

代議員会終了後は、会場を2号館5階学生食堂に移して懇親会を開催。これにも、髙祖理事長、曄道学長など多くの大学関係者が参加されました。
上智学院の佐久間勤総務担当理事の挨拶のあと、ラモン・マグサイサイ賞を受賞された石澤教授(元学長)が、今回の受賞理由となったカンボジア・アンコールワット遺跡修復保存事業について紹介。「カンボジア人による、カンボジア人のための」をスローガンに、自らはあくまで"黒子"としてヨゼフ・ピタウ元学長が提唱したソフィア・ミッションを目指した」など、保存修復事業の狙いと経緯を語りました。
当日は台風を前にしたあいにくの雨模様でしたが、懇親会には全国から出席した多くの代議員が参加。途中で、グリークラブの現役とOBが歌を披露するなど、和気あいあいのうちに会は進行。最後は全員肩を組んでの校歌斉唱で19:00前には懇親会も滞りなく終了しました。上智大学およびソフィア会のさらなる発展を確認する代議員会となりました。

ソフィア会広報委員長 宍戸周夫(1971法法)