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過去最大規模で、第9回地域ソフィア会全国大会「2017名古屋大会」を開催

2017年09月28日

ソフィア会は第9回地域ソフィア会全国大会「2017名古屋大会」を9月23日(土)、24日(日)の両日、名古屋ソフィア会をホスト・ソフィア会に、また岐阜・静岡県・三重・岡崎のソフィア会をコ・ソフィア会として、愛知県名古屋市の「ウインクあいち」などで開催しました。同大会には海外ソフィア会も含め過去最大となる250名以上のソフィアンとそのご家族が参加。上智学院理事長、上智大学長、総務担当理事など主要な大学関係者も加わり、各ソフィア会が抱える課題やソフィア会の将来について話し合うとともに、地域を超えて交流を深めました。

●地域ソフィア会の連携をいかに実現するか

13:00から名古屋駅前のウインクあいち大ホールで行われた第1部の情報交換会では、ホスト・ソフィア会の名古屋ソフィア会武田英裕会長をはじめ、コ・ソフィア会の代表者や上智学院の佐久間勤総務担当理事などが登壇。中部・東海各県の地域ソフィア会の現状と課題、地域ソフィア会とソフィア会本部との連携などについて語りました。続いて、上智大学とソフィア会が連携して取り組んでいる「東京オリンピック・パラリンピック支援活動」について、特に地域ソフィア会活動活性化の視点から、その取り組みを紹介しました。
若干の休憩のあと、14:45から川島葵さん(2005文新)の司会で大会をスタート。武田名古屋ソフィア会会長の歓迎挨拶につづき、戸川宏一ソフィア会会長がソフィア会の課題を明らかにしながらそれに取り組む姿勢を説明。来賓挨拶として髙祖敏明上智学院理事長が大学の最近の取り組みを紹介。曄道佳明上智大学長が「大学のさまざまな課題についてはソフィア会と大学が一体となって取り組みたい」と決意を語りました。

●上智に期待する異文化コミュニケーション

続く記念講演のテーマは、ソフィア会副会長で立教大学名誉教授などを務める鳥飼玖美子氏(1969外西)による「脱グローバル時代の異文化コミュニケーション」。
この中で鳥飼氏は「世界ではイギリスのEU離脱、アメリカ・ファーストを掲げる米トランプ大統領の誕生など自己優先主義、グローバル化へ逆流する動きが続いている。また、企業などでも多様化への対応、ダイバーシティへの取り組みがある」と現状を分析、「その中で私たちが取り組まなければいけないのは異文化コミュニケーションである。自分とは異なる言語、文化を持つ人といかにコミュニケーションをするかが重要」と指摘。ここで重要なのは、上智大学が掲げる「他者のために、他者とともに」のような寛容さであり、異文化コミュニケーションでは「多言語に対応できる上智大学のリソース、そしてソフィア会の取り組みに期待したい」と講演を締めくくりました。

●世界のソフィアンが交流する懇親会

17:30からは、会場を近くのキャッスルプラザに移し懇親会を開催。戸川ソフィア会会長から来年の全国大会をホストとして仕切る香川ソフィア会の本木康仁会長への委嘱状授与。姉妹校である南山大学応援団OBと上智大学応援団OBによるエール交換。その後、歴代ソフィア会会長が壇上に上がり、上原治也前ソフィア会会長の乾杯で懇親会を開始しました。
髙祖理事長、曄道学長など大学関係者も参加、会場の至る所で久しぶりに会うソフィアン同士の旧交を温める歓声や、ソフィア会の在り方について語り合う姿が見られました。全員肩を組んでの校歌斉唱の後も、同じキャッスルプラザで行われた二次会や、それぞれの仲間との懇親の場でソフィアン同士が語らう姿が見られました。
天候にも恵まれ、翌24日は ①国宝犬山城と木曽川鵜飼を鑑賞するコース、②知多半島の醸造文化、焼き物文化にふれ、伊勢湾の海の幸を楽しむコース、③ゴルフコースの3つに分かれ、エクスカーションが行われました。

宍戸周夫(広報委員長、1971法法)

情報交換会

熱心に聞き入る参加者

髙祖敏明理事長来賓挨拶

曄道佳明上智大学長来賓挨拶

鳥飼玖美子氏による講演

戸川宏一会長から香川ソフィア会本木会長への委嘱状授与

歴代ソフィア会会長が登壇して乾杯

懇親会では旧交を温める姿が

最後には全員での記念写真

エクスカーション