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「石澤良昭元学長特別講演会」開催のご報告
~髙祖理事長も激励に来られ、改めてソフィア・ミッションの原点を共有しました~

2017年06月19日

ASF2017学術講演会企画として「石澤良昭元学長特別講演会-ヨゼフ・ピタウ先生とソフィア・ミッション-」が5月28日6号館(ソフィア・タワー)307教室にて開催されました。
冒頭、ソフィア会を代表して槇原尚樹組織委員長より、開会のご挨拶と本年12月7日~9日に予定されている第3回アジア・ソフィア会 カンボジア大会についてのご案内がありました。
石澤先生が本特別講演会の為に用意された、多数の写真を含むスライドとともに進行していきました。1960年にスタートした上智大学とアジアとの交流、ヨゼフ・ピタウ先生の「これから上智大学はアジアを中心に、理解、協力をする使命がある」との考えから具現化した「カンボジア人の手によるアンコール・ワットの保存・修復」支援を国際協力(ソフィア・ミッション)の哲学として掲げた「上智大学アジア人材養成研究センター」開設へとお話が進む中、1979年ピタウ学長(当時)が新宿駅頭に立ったインドシナ難民募金活動や、カンボジア現地へ出かけた時の姿、更に石澤先生とカンボジア、アンコールワットとの出会いの原点であるポール・リーチ先生の懐かしい姿の写真が投影されると、会場内から思わず歓声が上がりました。また、「インドシナ難民に愛の手を」をはじめ、11項目にわたる"ピタウ語録"のご紹介など、ソフィアンには更に感慨深いお話もありました。講演会後半には、お忙しい中、髙祖敏明上智学院理事長も激励にかけつけてくださり、上智大学とソフィア会が一体となり改めてソフィア・ミッションを共有するホームカミングデーに相応しい企画となりました。
参加者からは「カンボジアの文化・歴史・技術を尊重し、宗教を超えて世界遺産としてアンコールワットの修復に貢献する上智大学の国際協力モデルを知ることができた」という感想をいただきました。
上智大学アジア人材養成研究センターのご協力により、ピタウ先生の懐かしい写真パネルも、教室内に掲出にいただきました。そして、参加者の皆さんには、未来募金アンコールワット西参道第二期保存修復工事へのご協力への呼びかけもさせていただき、当日だけでも32,200円の募金が集まりましたことをご報告いたします。

ASF2017実行委員会 学術講演会担当
江波戸 隆明(1984法法)