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第1回全国地域ソフィア会連絡会議開催報告

2019年11月13日

~ 繋げよう、拡げよう、深めよう、ソフィアンの絆 ~


 ソフィア会は第1回全国地域ソフィア会連絡会議を、ソフィア祭でにぎわう上智大学で11月2日(土)に開催しました。
 ソフィア会は、地域ソフィア会会員の相互交流と各地域ソフィア会活動の活性化および相互の連携促進を目的として、地域ソフィア会全国大会を毎年開催していますが、本年は各地域ソフィア会の代表者に東京に集まっていただいて連絡会議を開催したものです。

 連絡会議には、来賓として上智学院からサリ・アガスティン理事、木下昭子総務局長、川瀬崇ソフィア連携室長をお迎えし、全国地域ソフィア会48団体の代表者とソフィア会から戸川会長をはじめ役員、常任委員、組織委員17名が加わって総勢68名の大規模なものとなりました。

 会議に先立ち、戸川会長は「全国から大勢の方にご出席いただいてこのような盛大な会議を開催出来ますことを嬉しく思います。ソフィア会は今後、"繋げよう、拡げよう、深めよう、ソフィアンの絆"のようなわかり易いスローガンのもと、地域ソフィア会の皆様との連携を一層深めるよう取り組んで参ります。」と挨拶。
 続いて、来賓挨拶でサリ理事は「グローバル教育に取り組む大学にとって社会で活躍する卒業生のご協力は重要で一層のご理解とご支援をお願いいたします」と述べられました。また、上智大学の創立記念日である11月1日に市谷キャンパスに置かれていたザビエル像を四谷キャンパスの10号館前に移設したことが紹介されました。

 会議は、槇原組織委員長の司会で始まり、石埜常任委員兼組織委員のリードで、各地域ソフィア会から提供された活動報告を基にディスカッションが行われました。ディスカッションでは、総会や各種イベントの開催実例が紹介され、各イベントの会員への周知方法、新会員の獲得方法、地域ソフィア会活動の活性化方法、活動資金の調達手段としての年会費のあり方、会則・名簿の整備、ソフィア会から提供されるサービスの活用、近隣地域ソフィア会との交流促進等、日常的な問題について活発に意見交換が行われました。

 また、ソフィア会に対しては、地域ソフィア会活動への期待は何か、卒業していく学生に地域ソフィア会のPRを、会員情報の提供を、休会中のソフィア会の活動再開・未登録地域ソフィア会の立ち上げに協力・支援を、地域ソフィア会同士の日常会話を可能とするネットワークシステムの構築を、等の要請と提案が出されました。

 ソフィア会から、近隣の各地域ソフィア会がお互いの交流を通して連携を促進しネットワーク化を図るため、全国を10ブロック(①北海道、②東北、③北関東・信州、④首都圏、⑤北陸・新潟、⑥東海、⑦関西、⑧中国、⑨四国、⑩九州・沖縄)に区分した「全国地域ブロック・ソフィア会制度」の提案があり、本制度を実現するために今後、各地域ソフィア会で取り組むことが確認されました。

 大学への要望としてあがった、上智大学がグローバル展開として取り組んでいるブランディング事業について、サリ理事は、国際社会で活躍できる人材の育成のための多彩なグローバル教育プログラムについて説明され、池尾ソフィア会副会長は、全ての学部・研究科を四谷に集約しグローバルキャンパス化に取り組んでいることを説明されました。  さらに、地方出身学生の増員を、学生の就職活動支援として地域ソフィア会にできることは何か、地域ソフィア会への大学関係者のご出席を引き続きお願いしたいなどの質問・要望がありました。

 3時間に及んだ会議を終え、ソフィアンズクラブで行われた懇親会でも熱心に情報交換する姿が見られ、地域を越えた交流は閉会までにぎやかに行われました。最後に、2020年9月に松本市で開催予定の「第11回地域ソフィア会全国大会(信州大会)」のホストを務めるアルプス・ソフィア会の大宮前会長とコ・ホスト役の千曲川ソフィア会の杉浦会長から開催案内が行われ「大勢の参加を歓迎します!」に参会者の大きな拍手が寄せられました。最後は、上原常任委員の「全国地域ソフィア会の益々のご発展を!」のエールと1本締めで閉会になりました。

出席の各地域ソフィア会は次の通りです。
函館、八戸、岩手、宮城、庄内、宇都宮、足利・佐野・栃木、群馬、八王子、板橋、 文京、中野、
立川、日野、北多摩、逗葉、鎌倉、藤沢、小田原、横須賀、四街道・佐倉、八千代、さいたま、
埼玉西部、山梨、アルプス、千曲川、富山、石川、静岡県、名古屋、三重、滋賀、関西、広島東部、
広島西部、山口県、香川、愛媛、北九州、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄
(以上48団体)


槇原尚樹(組織委員長、1970経経)