函館ソフィア会開催報告
2015年10月15日
去る10月5日(月)、函館ソフィア会の会員及び家族11名で秋季行事の一環として、北海道北斗市にある太平洋セメント上磯工場を見学しました。本見学会は太平洋セメント㈱の関係会社である北海道ティーシー生コン㈱の社長を務める当会成田副会長にご尽力をいただき実現致しました。当日は残念ながら成田副会長は仕事上の都合で参加がかないませんでしたが、ティーシー生コン社員の方々にご案内をいただきました。
午前8時40分にティーシー生コン本社からバスに同乗して出発。5分ほどでセメント工場の事務所へ。一同会議室に集合して同工場の川上総務課長さんから工場の概要についてDVDの画像も交えて説明を受けました。
このセメント工場は120余年の歴史があり東日本最大の生産規模を誇っています。今年4月には2週にわたりNHKの番組「探検バクモン」でも紹介され多くの皆様がご覧になったと思います。説明によりますと、年間のセメント生産量は390万トンにも及び、主に函館湾に突き出して2km亘り設置された海上桟橋から運搬船により、毎日1万トン以上を国内外に出荷しているとのことです。又セメントの主原料である石灰岩は工場裏手6kmある峩朗山から採取されベルトコンベアーにより工場に搬入されています。ちなみにこの鉱山の石灰岩埋蔵量は今後300年分ほどあるとのことですのでまさに驚きです。(石灰岩の年間採掘量は何と700万トン!)
説明を聞いた後、一行は再度バスに乗り峩朗山の採掘場へ向かいました。当日は天候にも恵まれたため、峩朗山山頂からは採掘場の全容と函館湾にぽっかり浮かぶ函館山や函館市、北斗市周辺の街並みが大変見事に見渡せ一行は感動して景色に見入っていました。沢山写真を撮ったのは言うまでもありません。採掘場の後は再度工場に向かい今度は工場内部を見学。広い工場の中は色々な機会が複雑に入り組んでいました。キルンと呼ばれる巨大な焼成機が3機あり、一番高温の部分は1450℃にもなるので最大の注意を促されました。
こうして全部で約3時間をかけて見学を終えました。この見学会でセメント工場が色々な産業廃棄物を受け入れてセメント生産に利用するリサイクル事業も行っていることを知り社会勉強をすることも出来ました。工場の皆様、ティーシー生コンの皆様、有難うございました!見学会終了と同時に調度昼食の時間になりましたので、参加会員全員で近くのレストランで昼食をとりながらおしゃべりを楽しんで散会となりました。
函館ソフィア会
会長 中村 由紀夫(1973法法)



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