第11回逗葉ソフィア会開催報告
2013年02月22日
1月のある日、見覚えのない差出人からの1通の茶封筒が届いた。ラブレターかと思い、ドキドキしながら封を開けると、「第11回逗葉ソフィア会」のお知らせだった。忙しい毎日の中、ソフィアから遠ざかっていた私は、私の町にもソフィア会があるのだということを知り、懐かしく、嬉しく、すぐに出席を決めた。
2月9日晴天、逗葉ソフィア会の名にふさわしく、逗子海岸が見渡せる会場で、総勢30名のソフィアンが集まった。
会では、自己紹介や、学部対抗ゲーム大会、ビンゴ大会などが楽しく開催され、大先輩から後輩まで、親交を深めた。円陣を組み、校歌を歌った時は、なんだか熱い思いが込み上げてきて、涙が出そうになった。
ある先輩が、こんな言葉を引用し、教えてくれた。
「青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。」と。
自己紹介で先輩たちのこれまでの人生の歩みと現在の様子、そしてこれからのことを聞いて、奮い立つものを感じた。私も何十年か後、この会で、まだ夢を語ることができるだろうか、精力的に過ごしていると胸を張って言えるだろうか。
たぶん、ソフィア会に参加したい時期は人それぞれ異なるのではないかと思う。懐かしいと感じた時、充実しているとき、失意の時、心細いとき、年齢を重ねた時。
だから、仲間の「参加したい」という突然の気持ちに答えるには、ソフィア会を継続させていかなければならない、そのために私もこの会の継続にいつか携わりたいと感じた。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、ほろ酔いには気持ちいい、冬の海風に吹かれながら、ソフィアンはそれぞれ家路についた。
私も、「逗子・葉山にこんなにたくさんの仲間がいるなんて。」と心強い気持ちで、歩き始めたが、「そうすると、いつ先輩に町ですれ違うかもしれない。酔って千鳥足で帰るのは次から気を付けよう。」と、背筋をピンと伸ばした。
でも、よく見ると私の前を60年以上前の卒業生が、千鳥足で歩いていた。私は、笑いながら、「上智大学を選んでよかった。」と呟いた。
2010年度法学部法律学科卒業 三枝 沙代子(2013年2月10日)

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