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暑き名古屋で燃えた22年ぶりの"上南戦"――
グリークラブが南山大学OB合唱団と交歓演奏会

2018年08月30日

8月12日、気温40度近い愛知県東海市の東海市芸術劇場。姉妹校・南山大学の男声合唱団「南山大学メイルクワイヤー」創立65周年記念として、同団OBと上智大学グリークラブ現役・OB合唱団による交歓演奏会が開かれました。
両団の現役学生は1961年以来、毎年東京と名古屋で交互に交歓演奏会"上南戦"を行ってきました。お互いの部員のお宅にホームステイ、友情を育みながら良きライバルとして音楽の研鑽に励みました。その後、部員の減少などで交歓演奏会は中断したままでしたが、今回OBによる「上南戦」として22年ぶりによみがえったのです。
実現までの準備全般は、メイル側が完璧にマネジメント。音響の素晴らしいホールはほぼ満席。懐かしい両校校歌によるエール交換で幕を開け、第1ステージ「祈りのステージ」では上智現役も参加してデュオパ作曲の『荘厳ミサ曲』から「Kyrie」、「Agnus Dei」を合同演奏。上智が「Ubi Caritas」、「Little Innocent Lamb」、メイルが「Soon Ah Will Be Done」、「Ave Verum Corpus」といった得意の宗教曲、黒人霊歌を披露しました。
上智『水のいのち』、メイル『月下の一群』の単独ステージの後、いよいよ100人を超えるメンバーで大曲『富士山』。合わせの練習は前日のただ1回だけなのに、息のピッタリ合ったハーモニー。長い歴史の中で培われた上南戦の友情は、ちゃんと生きていました。
終演後はこれまた懐かしい「夜の上南戦」。名古屋の街に深更までオジサンたちの歌声(雄叫び?)が響きました。旧交を温めただけでなく、初の地方演奏会となった現役諸君にとっても大変いい経験になりました。今回の演奏会の成功で、両校・両団の交流がますます深まっていくことでしょう。

住谷史雄(1985法法、グリークラブOB)

毎日新聞社提供

演奏会後の打ち上げレセプション

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