【開催報告】前嶋和弘ASF2019記念講演会
『アメリカと私－上智での学び、そして今－』

2019年06月11日

『アメリカと私－上智での学び、そして今－』

5月26日(日)、初夏の陽射しで好天に恵まれたオールソフィアンズフェスティバルにおいて、今年3年目を迎えたASF学術講演会では、上智大学総合グローバル学部教授・前嶋和弘氏をお迎えし、『アメリカと私―上智での学び、そして今―』をテーマにお話いただきました。前嶋先生は、現代アメリカ政治外交を専門とされ、TV等のメディアでも分かりやすい解説が評判ですが、当日はトランプ大統領国賓来日中でもあり、幅広い世代から学部学科を問わず多くのソフィアンに御来場いただきました。

前嶋先生には、学部時代の恩師との出会い、ジョージタウン大学院への留学、そして今、母校にて教鞭をとられる視点から、上智の教育や学問研究の素晴らしさを語っていただき、理念の国「アメリカ」の揺らぎを解き明かす手掛かりをメディアの役割の視点も含めて示唆いただきました。モデレーターによる前嶋先生と参加者を交えた3つのテーマ（①上智での学び、②アメリカについて、③これらからの上智大学と日本―世界を舞台に活躍を目指すソフィアンへ）に関する質疑応答セッションも、参加者の高い関心がうかがえる大変活発なものでした。
ホームカミングデーに相応しく、前嶋ゼミのOBOGも駆けつけて、参加者全員で改めて上智の教育精神や理念を共有する貴重な機会となりました。

上智大学ソフィア会　ASF2019実行委員会　学術講演会担当
江波戸隆明(1984法法) 、鈴木久子(1984外露) 、高橋喜代子(1985文教)