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今年も1万人を超えるソフィアンが四谷キャンパスに
―笑顔であふれたASF2019

2019年05月29日

 ソフィア会は5月26日(日)、「オールソフィアンの集い(ASF=All Sophians' Festival)2019」を開催しました。真夏を思わせる日差し、しかもトランプ米大統領来日中で四谷周辺は普段とは違う雰囲気の中でのASFでしたが、今年も1万人を超えるソフィアンとその家族が母校を訪れました。どの顔も笑顔であふれていました。

●祝典の来場者も年々増大

 ASFの開会を告げる聖イグナチオ教会マリア聖堂での記念ミサは、今年は昨年より30分早い午前9時に開始。イベントの数が増え、ミサを前倒しにせざるを得なくなるという事情があったようです。
 その後の金、ルビー、銀、銅の各祝典およびソフィア会会員大会も参加者が増えたため、今年から6号館101教室(金祝、ルビー祝)と10号館講堂(銀祝、銅祝)において時間差で開催。挨拶および会務報告を行う戸川宏一ソフィア会会長、ASF2019について説明する豊田圭一ASF2019実行委員長、そして式典で式辞を述べる曄道佳明上智大学長、祝辞を述べる佐久間勤上智学院理事長は、慌ただしく会場を移動するという事態になりました。
 この中で戸川会長は、この間ソフィア会が検討をすすめてきたソフィア会の今後の方向性を定め、それを実現するための具体的施策を示す「将来ビジョン」の内容などについて説明。続いて、ASF2019の豊田実行委員長が今年のASFのみどころなどをそれぞれ紹介しました。また祝典では、学長、理事長は久々に母校を訪れた卒業生に向けて、各世代の当時の母校の様子、それと現在の状況を比較する形で祝辞を述べました。
 その後、いつものように金、ルビー、銀、銅祝の各代表者にはラテン語で書かれた祝状と花束が贈られ、各代表者が学生時代の思い出などを交えながら挨拶、終了後は金、ルビー、銀、銅祝のパーティがそれぞれの会場で趣向を凝らして行われました。
 これと同時に、10時過ぎにはメインストリートでのステージも開幕を迎え、半年以上も前から実行委員会が企画を練ってきた各イベントがスタートしました。また、各学部学科同窓会やクラブ・サークルのOBOG会なども各教室、グランドなどで行われました。

●講演会にも多くの人が

 今年のASF実行委員のTシャツは赤。その赤色と日差しがまぶしいメインストリートには、いつものように飲食の店舗やイベント告知のテントが並びます。これも、ASFには欠かせない風景。この日に合わせて開放されたSJガーデンにも多くのパラソルが並び、ソフィアンのくつろぐ姿がありました。
 一方で、午後には今年も充実の講演会が並びました。日米関係の論評などでテレビでもおなじみの前嶋和弘上智大学総合グローバル学部教授の「アメリカと私-上智で学び、そして今」。そして、映画プロデューサー・小説家、川村元気さんの「面白さの『発見』、組合せの『発明』」。6号館の教室が満席になる盛況でした。
 同時に、数多くの国民的ヒット曲を生み出した売野雅勇さんの講演「得意を仕事にできたシンプルな心がけ」は2号館17階の国際会議場で。売野さんプロデュースのロシアのコーラスユニット「Max Lux」の生歌も場を華やかにしました。そして、グローバルをテーマにした船橋力さん(1994経営)、石倉洋子さん(1971外英)、豊田ASF2019実行委員長によるパネルディスカッションも。ASFの定番ともいうべき晴佐久昌英神父のテーマは「教皇フランシスコを迎える喜び」。
 一方で、マスコミ・ソフィア会の新企画「ソフィア寄席」が13号館紀尾井亭(旧福田家)で行われ、スペイン語学科に7年在籍、"落語よりスペイン語が達者"という三遊亭とん馬師匠などが会場を沸かせました。
 こうして行われた各集会やイベントも午後3時過ぎには終了。午後4時からはASF2019の最後を飾るステージでグランドフィナーレを迎えました。いつものようにカリー先生と聖歌隊、グリークラブ現役OBの歌に続き、佐久間理事長,曄道学長、戸川ソフィア会会長が締めの挨拶。金谷武明総指揮、豊田実行委員長も加わって「上智大学万歳!」と叫ぶ中、最後は応援団のリードで校歌を全員で歌い、今年のASFも幕を下ろしました。
 また来年、5月31日に四谷キャンパスでお会いしましょう。

ソフィア会広報委員長 宍戸周夫(1971法法)


ASFは記念ミサでスタート。主司式はサリ神父。

6号館101教室で行われたソフィア会の会務報告と大学主催の祝典

メインストリートのテントではさまざまなイベントが

現役、卒業生が一体となってパフォーマンスを繰り広げるステージ

銅祝パーティの会場はソフィアンズクラブ

金祝の参加者は年々増加

川村元気さんの講演には数多くの人が

トランプ大統領来日にぴったり(?)の前嶋先生の講演

売野さん講演会。聞き手は金谷総指揮

新企画のソフィア寄席では、86年外西卒の三遊亭とん馬師匠が登場

グランドフィナーレの最後は全員で校歌を

実行委員のみなさん、お疲れ様でした