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講演会「経営者に聴く どうなるクルマの未来~空想社会が現実に!」を開催-3月19日

2018年03月23日

2018年3月20日、上智大学と上智大学ソフィア会が主催する講演会、「経営者に聴く どうなるクルマの未来~空想社会が現実に!」が上智大学四谷キャンパス2号館17階1702会議室で18時から開かれました。
講演者は、ホンダ元会長で、ソフィア会副会長の池史彦さんです。
1月の開催予定が大雪のため延期となり、今回の開催となりましたが、150人ほどの方にご参加いただきました。会場は、珍しく9割ほどが背広姿の男性で、お仕事の参考にされたい方や、クルマの未来やこれからの社会に興味をお持ちの方、また学生たちも熱心に聴いていました。
講演では、池さんが新聞の求人広告でHondaに30歳で転職したことから始まり、自動車工業会の会長になられるまでの軌跡をたどったあと、自動車の歴史です。面白かったのは1830年代にすでに電気自動車が作られていたこと。さらに日本の自動車の歴史をたどれば懐かしい車の写真が映し出され青春時代を思い出した方も多かったのではないでしょうか。
そしてクルマの未来の話です。環境面から、電動化、シェアリング、自動運転、コネクテッドの4つを柱に、モビリティの可能性を探ります。現在の実証事件の動向、様々な課題、未来社会をイメージできる映像を交えての希望があふれるお話しでした。
10年後、どんな社会がやってくるのでしょうか。私たちは75才を過ぎても免許証を返上しなくてもよくなり、年をとっても自由に、どこにでも気軽に行けるようになるかもしれない。車の概念も今とは全く変わってしまうでしょう。未来社会の新たな一ページを垣間見た、貴重な講演会となりました。

岩崎 由美(1980文国)