HOME > イベント > 【速報】第8回地域ソフィア会全国大会「2016宮城大会」を開催。全国・全世界から180名以上が参加イベント

【速報】第8回地域ソフィア会全国大会「2016宮城大会」を開催。全国・全世界から180名以上が参加

2016年09月28日

上智大学ソフィア会は、第8回となる地域ソフィア会全国大会(2016宮城大会)を宮城県仙台市の江陽グランドホテルなどで、9月24日(土)、25日(日)の両日開催しました。同大会には国内は北海道からは九州まで、そして海外からはニューヨーク、ドイツなど全国・全世界から180名を超えるソフィア会員とそのご家族、また上智学院理事長、上智大学長、総務担当理事など主要な大学関係者が参加しました。
午後1時から、メイン会場である同ホテル5階の鳳凰の間で行われた第1部の情報交換会では、ホストソフィア会である宮城ソフィア会の松良千廣会長をはじめ東北地域の八戸、秋田、岩手、庄内ソフィア会の代表者とソフィア会の副会長や上智学院の佐久間勤総務担当理事などが登壇。地域ソフィア会とソフィア会本部との連携、そして2020年のオリンピック・パラリンピック支援活動の2つのテーマで2時間近く議論しました。
この中で、各地域ソフィア会の代表からは人口減少・高齢化が進む東北地方ソフィア会の現状や課題が報告され、「本部はもっと地方ソフィア会に寄り添ってもらいたい」との要望が出されました。これに対し、会場の上原ソフィア会長は新たにWebを活用した登録団体の支援活動を開始すること、また大学に対しても地方ソフィア会との連携を申し入れることなどを表明しました。
続く午後3時からの大会ではまず松良宮城ソフィア会長が歓迎あいさつを述べたあと、上原治也ソフィア会長がソフィア会を代表してあいさつ。続いて、来賓としてお迎えした髙祖敏明上智学院理事長、早下隆士上智大学長から祝辞をいただきました。髙祖理事長は現在建設中のソフィアタワーの状況や、2020年のオリンピック・パラリンピックに対する上智学院の支援体制についての説明。早下学長からは「大学のブランド力を高めるためにも"大学の顔"である卒業生の活躍に期待したい」などの言葉がありました。
続く記念講演は、宮城県慶長使節船ミュージアム館長の濱田直嗣氏による「伊達政宗が目指した世界~慶長使節と震災復興」。慶長18年(1613年)に伊達政宗が支倉常長を副使として派遣した慶長遣欧使節は、その2年前の起きた慶長大津波からの復興の狙いがあったことを、豊富な資料に基づいて明らかにしました。
若干の休憩のあと、同会場では松良宮城ソフィア会会長が理事長を務める常盤木学園の生徒たちによるミニコンサート。続いて懇親会がスタートしましたが、その場でも、大学関係者と一体となって熱心な意見交換が行われました。
翌25日は、希望者が(1)ニッカウヰスキー工場見学と山寺散策、(2)石巻被災地視察と松島散策の2コースに分かれエクスカーションが行われました。

宍戸周夫(広報委員長、1971法法)

松良宮城ソフィア会長の歓迎あいさつ

第一部情報交換会のテーマは「地域ソフィア会との連携」

連携について、会場の上原会長も発言

記念講演で明らかにされた慶長使節の狙い

懇親会がスタート

最後は参加者全員で記念写真