上智大学グリークラブ創部60周年記念「第65回定期演奏会」

2013年09月24日

上智大学グリークラブは今年、創部60周年を迎えました。
これを記念し、グリークラブOB合唱団や上智大学女声OG合唱団の賛助、協賛のもとに、第65回定期演奏会を「上智大学創立100周年記念事業　上智大学ソフィア会後援」として開催します。
特に、最終ステージでは、現役・OB合同で男声合唱組曲「富士山」を、OB合唱団常任指揮者である太田務の指揮で演奏しますので、ご期待ください。

曲目：	I. ルネッサンス合唱曲集 ～上智大学の礎　聖フランシスコ・ザビエルにちなんで 指揮　東海林孝 II. 女声合唱のための「風になれたら」(上智大学女声OG合唱団賛助出演) ～指揮　鈴木与志一、ピアノ　前島あや子 III. 上智大学グリークラブ愛唱曲集 ～「うみつばめ(「私はカメレオン」より) 指揮　馬場知弘 IV. 男声合唱組曲「富士山」 ～作詞　草野心平、作曲　多田武彦 指揮　太田務
日時：	12月1日(日)　13:30開場、14:00開演
会場：	練馬文化センター大ホール
入場券：	1,000円(全席自由)

お問い合わせはまたは 080-6517-1890 (関)まで ご連絡ください。

詳細は、PDFでご覧頂けます。[338KB]

上智大学グリークラブについて

上智大学が創立40周年を迎えた1953年(昭和28年)に、上智大学グリークラブは誕生しています。それまでも上智大学にはいくつかの合唱団が活動していましたが、戦争によって活動休止を余儀なくされ、ようやくこの年になって新たにグリークラブとして男声合唱団が上智大学に結成されたわけです。

こうして誕生したグリークラブは同年11月1日、1号館講堂で開かれた大学創立40周年記念大学祭で演奏会を開催。これが上智大学グリークラブの第一回定期演奏会となりました。その後、創部当初は春秋の年2回定期演奏会を行っていたため、創部60周年の今年に第65回定期演奏会を迎えることとなったわけです。

この60年という長い歴史の中で、上智大学グリークラブはさまざまな活動を展開してきました。それについては、上智大学グリークラブOB会が今年発行した「上智大学グリークラブ60年史」(A4版538ページ)に詳しいのですが、ここでは今回の定期演奏会で合同ステージを行う女声合唱団とOB合唱団について若干紹介しておきます。

上智大学に女声合唱団が誕生するのは1958年。同年にグリークラブ内に女声部が発足、それが女声合唱団として独立するわけです。残念ながらこの女声合唱団はすでに大学のクラブとしては存在しませんが、今年の記念演奏会にはそのOG合唱団が賛助出演をしてくれることになっています。

一方、OB会も1965年には発足して、今日まで長年活発な活動を続けています。当然のようにOB会としての合唱活動も進めてきましたが、2009年には正式にOB合唱団を結成。独自に、また現役学生と協調しながら演奏活動を展開しています。今回も、最終ステージで、男声合唱組曲として著名な「富士山」を現役・OB合唱団合同で演奏します。