心友
素顔の井上ひさし
著者:小川 荘六(1961外仏)
出版社:集英社
出版年:2026年
頁数:288
価格:858(税込)
ISBN:978-4087448894
この度、本学1961年フランス語学科卒業の小川荘六氏による珠玉の回想録、 『心友 素顔の井上ひさし』(集英社文庫)が刊行されました。 本作は、2020年に単行本として世に出され、多くの読者に深い感動を与えた一冊の待望の文庫化でございます。 半世紀の絆が綴る「劇作家の真実」 上智大学という学び舎で、同期生として出会って以来50年以上。著者の小川氏は、劇作家・井上ひさし氏と人生の季節を共に歩んでこられました。 何よりも平和を愛し、原稿用紙の向こう側に常に「人間」を見つめていた井上氏。 時に峻烈な厳しさを見せ、時に溢れんばかりのユーモアで周囲を照らした、その素顔が余すところなく活写されています。 上智を代表する知性: 井上氏が作品に込めた「笑いの中に真実を忍ばせる」という作法。 50年の日常: 華やかな舞台裏だけではない、一人の友人としての温かな交流。 平和への眼差し: 厳しい時代を見つめる眼差しと、それを包み込む深い慈愛。 松尾貴史氏による妙味あふれる解説 今般の文庫化にあたり、解説を寄せられたのは松尾貴史氏。 井上氏の精神を深く理解し、多才な活動を続ける松尾氏による文章は、それ自体が一つの文学作品としての重みを持ち、読後感をよりいっそう深いものにしてくれます。 「ふかいことをおもしろく」 本書には、私たちが知る「巨匠」の姿以上に、等身大の、そして誰よりも人間臭い井上ひさし氏が息づいています。上智の杜で育まれた友情の記録を、ぜひこの機会にお手にとってご覧ください。(アマゾンサイト/よこすかソフィア会より)
