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初夏のようなさわやかな青空のもと、ASFの一日が幕を開けました。
午前9時半からクルトュルハイム聖堂で記念ミサが行われました。
ミサはジェリー・クマノス神父様はじめ多くの司祭の共同司式で始まり、聖堂に入りきらないほどの大勢の方々が参列しました。
卒業生達への祝福と、今日一日のお恵みを祈りました。銀祝の代表として渡邉優子さん(文哲)が共同祈願を唱えました。
上智聖歌隊の歌声の中、金・銀・銅祝を含む卒業したソフィアンのための祈りが捧げられ、多くの様々な思いが一つになっていく一体感を実感したミサでした。
聖堂を出ると、まぶしいばかりの新緑が迎えてくれました。25年前から、何ひとつ変らないSJハウスと聖堂のたたずまいの中で、学生時代にタイムスリップしたようなひとときに感謝しながら、式典の会場に向かいました。

ミサに引き続き、10時半から10号館講堂で「金・銀・銅祝式典」が行われ、こちらも会場一杯のソフィアンで埋め尽くされました。
上智大学混声合唱団アマデウスコールの先導で校歌を歌ったあと、石澤学長から、それぞれの代表者にラテン語で書かれた祝状と花束が贈呈されました。
祝状はラテン語で、名前は美しいカリグラフィーで手書きされています。
銀祝代表は羽織・袴姿も凛々しい灘吉純一郎さん(法法)と艶やかなお着物姿の坂田寿子さん(外比)です。こんなにも素晴らしく、目立った銀祝代表者は史上稀なのではないでしょうか。会場から割れんばかりの拍手が送られました。

続いての石澤学長のご挨拶では、上智大学の今日の名声と、大学ランクの上位につけていて就職でも好成績を残している現状は卒業生の実績のお蔭ですという、ソフィアンとしては大変嬉しいお言葉をいただきました。
高祖理事長からの祝辞は、「バック・トュ・アルママーテル」というASFのテーマを紹介され、母校にようこそ、お帰りなさいという、それだけで感激してしまう挨拶から始まりました。100年余り前に上智の礎を築いた建学の人々とその精神を紹介し、現在の大学の状況と未来への取り組みを紹介されました。私達は上智大学の永久の流れの中で、ともにソフィアンとしてつながっていることを感じさせられた祝辞でした。

その後、各代表のご挨拶がありました。
金祝の方は、卒業50年という長い月日を生き抜いてきたことへの感謝や感慨を「ごくろうさま」という言葉に込めて語られました。記念文集も製作されたそうです。
銅祝は卒業15年。社会では中堅というポジションに差しかかっているところでしょうか。学生時代の思い出などを交えてのご挨拶でした。



銀祝代表の平野由紀子さん(文英)の挨拶

学生時代、私たちはピタウ学長と柳瀬学長のもと、多くの先生方から、学問を追及する姿勢、真理とは、愛とは何かを、総合的に「人間学」というくくりで学びました。来日されたローマ法王やマザーテレサとじかに話す機会を頂いたことなど、深く印象に残っています。また、卒業記念ミサでピタウ神父様はこう仰いました「卒業しても教会の鐘の音を聞くたび、上智大学で学んだ使命を思い出してください。ルクス・ヴェリタティス、皆さんは真理の光、私達が誇りをもって送り出すソフィアンなのです」。卒業25年の節目に集う意義は、旧交を温めると同時に、私達が受け継いだ伝統と誇りを、後輩や子供達、次の世代に渡すことではないでしょうか。未来へとバトンを受け継ぐものとしての自覚を新たにして参りたいと思います。

最後に本多義人ソフィア会会長からの祝辞を戴いて、その後、ソフィア会総会へと移りました。


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