Sophians Now No.198
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5No. 198/ Autumn / 2025今年もメンストはにぎやか今年の 5 月 25 日(日)に開催されたオールソフィアンの集い(ASF2025)は、直前まで降水の予報が出ていて心配されましたが、まるで奇跡のように雨が上がり、過ごしやすい気候の中でのスタートとなりました。メインストリート沿いに並ぶテントブースでは、思い思いに趣向を凝らしたディスプレイが目を引き、おいしそうなソーセージの匂いが漂い、キーホルダー、サコッシュ、T シャツなどの ASF のレアなオリジナルグッズ、地域や社会をサポートする商品が販売され、にぎやかな会話があちらこちらから届いてきました。中央ステージでは、在校生や卒業生たちがこの日のために練習を重ねた演奏やマンスが繰り広げられ、足を止めた来 場 者 と と も に、曇天を吹き飛ばすような熱気が会場を包んでいました。各種講演とオンラインプログラムも6 号館では、今年から新学長となった杉村美紀氏、メンバーの一人が卒業生であるお笑いコンビ「忠犬立ハチ高」によるトークショーが、10 号館講堂では晴佐久昌英神父による講演が、SJ ガーデンでは子どもたち向けのイベントが開かれ、各教室ではアラムナイやサークルの有志による交流会が織りなされ、四谷キャンパス全体がまるでにぎやかな未来のまちのような様相を呈していました。そして、ソフィア祭実行委員会のみなさんによる、心のこもった手描き看板や一枚一枚パターンの異なるフラッグがこのまちをビーティフィックに彩っていました。リアル開催のプログラムがますます充実した一方で、会場にお越しになれないソフィアンのためのオンラインのプログラムも盛りだくさん。前日の「前夜祭プログラム」からはじまり、「ぶらり上智」や「ソフィアンズ・アラウンド・ザ・ワールド」「隣のソフィアン」と人気の定番企画が力強く世界に発信されていました。新企画となる「ソフィア・ブックマーケット」では 300 冊を超える古本がさまざまな世代のソフィアンから持ち寄られ、新しい読み手との出会いが生まれて大盛況でした。私は 6 号館の上下とメインストリートを行ったり来たりしながら、各会場を回り、ASF メダンス、パフォーンバーのみなさんや参加者のみなさんとのコミュニケーションを楽しませていただきました。また、「わたしたちはソフィアで幸せを見つける〜サステナブル、リジェネラティブとウェルビーイング」というタイトルのもと、特別講演を行わせていただき、上智学院ダイバーシティ・サステナビリティ推進室の学生職員のみなさんによるすばらしいプロジェクトの発表と対話から、未来への優しい熱意を感じる時間を過ごさせていただきました。上智はいつも、いつまでも上智。だからこそ、「変わらないために、変わり続ける」という動的平衡の思考が、ASF2025のそれぞれの企画にもさわやかに通底していました。一体感で盛り上がるグランドフィナーレグランドフィナーレの際、ステージの登壇者とステージ前に集まってくださったアラムナイをはじめとした大勢のみなさんと校歌を合唱し、気持ちがひとつになったあの瞬間はなんとも多幸感に包まれた経験となりました。このすばらしい時間と空間をつくってくださったのは、200 名を超える在校生のソフィア祭実行委員会のみなさん、ASF2025 社会人実行委員メンバーのみなさん、そして上智大学に関わってくださったすべてのみなさんです。最大の敬意とともに心からの感謝を申し上げます。ASF は来場されることも楽しいですし、実行委員メンバーとして半年以上前から関わり、参画されることも心が豊かになり、ウェルビーイング度が高まっておすすめです。上智大学が私の母校でよかったな、生き方を育てていただいて、ほんとうによかったなとしみじみ感じ入った一日となりました。来年の ASF2026 もぜひ、楽しみにしていただけたら幸いです。実行委員一同、心よりお待ちしています!ASF2025 実行委員長 指出一正ASF2025わたしたちがソフィアで幸せを見つけた、ASF2025の一日!

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