Sophians Now No.197
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4Sophians Now隆 さん島由佳子 さんみなみ南よしたか 吉なかじま仲ゆかこの知識を実践してみたり、某銀行のシンクタンクのアドバイす」在学生が若手OBOGに実社会での体験について話を伺う企画「OBOG交流会」が、キャリアセンター主催・ソフィア会後援で2月16日(日)にソフィアンズクラブで開催されました。今回の開催は昨年12月に続き2回目です。学生は2年生を中心に61名、OBOGは2010年から2021年卒業の幅広い業種・職種の7名が参加しました。最初にパネルディスカッションが行われ、やりがいを感じ2010年経済学部経営学科卒 楽天グループ株式会社勤務仲島さんは2021年に現在の会社に転職し、EC広報課で活躍されている。楽天グループが提供している約70種類のサービスの内、仲島さんの部署では20種類ほどのサービスに関する広報をカバーしている。学生時代に参加していたサークルは2つ。1つは「智深館」という、経営や政策の分野を実体験で学んでいくという経営政策サークル。具体的な活動内容を伺ったところ、実際に営業している店舗を1日借り切って営業し、大学で学んだ簿記スをもらいながら、市民にインタビューして子育てをしやすい街とはどんな街かを分析し、市当局に政策を提言してみたりと、さまざまな思い出を語ってくれた。こうして学生時代にたくさんの人と関われたことが今につながる学びとなったとも。ゼミの専攻は「事業創造論」だったそうなので、まさに教室を飛び出した実学をサークルで体験されたということか。もう1つのサークルはスキューバーダイビング。残念ながら現在はなかなか海に潜る機会がないそうだ。というのも実は彼女は7歳、10歳、12歳の3児の母。「3人分なので、保護者会、面談、授業参観×3の生活なんです」仕事に家庭に大忙しの毎日だが、職場では同じ部署の9人中7人が子育て中とのこと。したがって平日の夜の食事会なとができない本音の話をざっくばらんに聞くことができたと、大変好評でした。ソフィアンにお話を伺いました。どは難しいが、土日に家族同伴でバーベキューをしたりして親睦を深めている。「家庭のこと、子育てのことを含め、互いに相手の状況を知っておくことが非常に重要です」プライベートも含めて同僚と理解し合っていることで、仕事もうまく回るのだという。最後に今後の希望と現役生へのメッセージを伺った。「子育てをしていると子供たちは宝だと日々実感しています。子育てがひと段落したら、子ども食堂とか、子供たちにより良い環境を提供するような分野で自分の経験を生かしていきたいです」そして後輩たち特に女性の後輩たちにはこう語る。「やりたいことはすぐにやった方がいいです。家庭を持つとやはり育児や家事という面では母親の担当部分が多くなり、独身時代にできていたことができなくなるというのも事実でシビアなメッセージとも受け取れるが、インタビューの最中笑顔を絶やさず話をしてくれる仲島さんは、仕事の面でも、3人のお子さんに囲まれたプライベートの面でも、大変充実した日々を送られている印象を受けた。2019年総合人間科学部 社会学科卒 日本航空株式会社勤務南さんは入社してすぐに福岡空港に配属となり、お客さまのご案内や、運航に関する乗務員とのた仕事、くじけそうになった体験、仕事と育児・家庭の両立の苦労話などリアルな事例がOBOGから紹介され、学生たちも熱心に耳を傾けていました。続いて行われた会社別個別交流会では、30分毎3回に分けて個別の座談会を実施。学生たちから活発な質問が飛び交い、普段なかなか聞くこ「キャリア支援 OBOG交流会」開催報告Event & Report若手ソフィアン インタビュー2024年の春号でご好評いただいた本企画。今回は2名の

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