2Sophians Nowソフィア会は、地域ソフィア会会員の相互交流と各地域ソフィア会活動の活性化及び連携促進を目的に、昨年に続き第4回地域ソフィア会代表者会議を上智大学にて3月8日(土)に開催しました。会議には、大学から永井学生総務担当副学長を来賓にお迎えし、全国の地域ソフィア会43団体の代表者とソフィア会から常任委員、組織委員等15名が加わり総勢61名にて実施されました。組織委員会の杉浦副委員長の司会で議事が進められ、初めに組織委員長である川崎から、過去の代表者会議の変遷と今回の会議に先立って行われたアンケートの結果について報告上智大学は3月24日(月)、東京・有明の有明ガーデンシアターにおいて2024年度の学位授与式を執り行いました。例年会場としている有楽町の国際フォーラムが改修工事で使用できないため、初めて同シアターでの開催となり、ソフィア会は約3,000名の新会員を迎えました。式典はカトリック・イエズス会センターの李聖一神父による祝福でスタート。曄道佳明上智大学学長の式辞に続いて、各学部・研究科の代表が登壇して、それぞれ学位記・修了証書を受け取りました。その後、アガスティン サリ上智学院理事長から祝辞があり、次にソフィア会の鳥居正男会長が祝辞を述べました。鳥居会長は「社会の分断、ウクライナや中東の紛争、気候変動による自然災害の増加など、世界の見通しは極めて不透明です。一方我が国においても国際社会での地位の低下や少子化の加速など課題は尽きません。このような変化の激しい現代にあって、日本がグローバル化の流れから取り残されないために、また持続可能なグローバル社会の構築のために、皆さんが上智大学での学びを生かして社会にはばたき、持続可能な社会の実現に貢献してくれることを心から願っています」と卒業生への期待を述べました。さらに「旺盛な好奇心を持し、地域ソフィア会の活動実態と課題を提示しました。続く活動事例紹介では、関西ソフィア会とさいたまソフィア会からそれぞれユニークで魅力ある活動の数々が紹介され、会場は和やかな雰囲気に包まれました。今回のグループ討議では、昨年と同様の4つの課題1.コロナ後の活動再起動と魅力ある行事2.若手の参画と世代交代3.新規会員獲得方法とコミュニケーションツール4.近隣ソフィア会との連携に加え新しいテーマ5.地域における上智大学のプレゼンス向上に地域ソフィア会ができることについても活発な意見交換が行われました。他地域の話に真剣に耳を傾ける参加者も多く、討議後は3つのグループから課題解決に向けての前向きな対策を含めた発表が行われました。最後に組織委員長が全体の総括をして会議は無事閉会となりました。その後行われた懇親会では、関西ソフィア会の辰巳会長からのご挨拶と乾杯のご発声の後、地域を超えた交流が続き、大変賑やかな会となりました。つこと。貪欲に学ぶこと。日本の外に出て他国の文化に接し視野を広げ、自らを見直すこと。この3つをお願いしたい」とエールを送りました。式典後、卒業生は四谷キャンパスに移動し、初春の暖かな日差しの中、あちらこちらで写真撮影や恩師、友人と語りあう姿が見られました。ソフィアンズクラブも開放され、多くの卒業生が訪れて歓談していました。▶ソフィア会組織委員長 川崎晴夫(1978年経経)2024年度学位授与式―約3,000人のソフィア会会員が誕生第4回地域ソフィア会代表者会議開催報告Event & Report
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