SOPHIANS NOW No.178 Autumn 2015
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Sophians Now16 卒業生有志約100名が発起人となって結成された「上智大学戦没者追悼の会」が主催、ソフィア会とマスコミ・ソフィア会が共催、そして上智学院が協力し6月14日(日)上智大学戦没者追悼会が開催されました。先の大戦で徴兵され戦死・戦病死されたソフィアンの慰霊と、徴兵から無事戻られた諸先輩が背負い続けてこられたこころの重荷をいくらかでも軽くしていただくこと、また若い世代のソフィアンに歴史を語り継いでもらうことを目的として行われたものです。●追悼ミサの主司式は髙祖理事長が 追悼会はミサで始まりました。先の大戦末期の学徒動員から無事おもどりになり、すでに90歳をこえた先輩方を中心に170名を超えるソフィアンが参集、終戦70年の節目の年にふさわしい厳かなミサになりました 主司式は上智学院理事長の髙祖敏明神父で、SJハウス、カトリックセンター、聖歌隊、グリークラブとそのOB会が協力。髙祖神父は説教の中で「上智大学戦没者には日本人学生だけではなく台湾・朝鮮半島出身学生も含まれており共に冥福を祈りたい」と述べられました。 続く共同祈願では学徒動員者を代表して若林倫夫氏(45経商)、準備委員会を代表して元ソフィア会会長の本多義人氏(61経経)、そして昭和18年10月21日明治神宮外苑競技場で行われた出陣学徒壮行会の実況放送を務められた志村正順アナウンサーのご子女である西丸なほみさん(62外仏)が、それぞれの立場から尊い命を捧げられた先輩学友への感謝と鎮魂の祈りおよび世界平和の実現への祈願を捧げました。●学徒動員の方々からは体験談 ミサに続き、偲ぶ会がヨセフホールで開かれました。黙祷を捧げた後、主催者代表江副隆愛氏(47文史)から追悼ミサ開催に感謝の言葉がありました。続く早下隆士学長は学徒動員に関する研究について触れられ、九州からお越しの大木章次郎神父(52文哲=10月29日逝去)は「神父になりたかったのに死んでしまうのかと覚悟した」などのご挨拶。本多代表からは偲ぶ会の参加者への感謝の言葉と、戦没者への献杯の発声をいただきました。 その後、当日出席された学徒動員組の7名の紹介と当時の体験談が語られ歓談に。昭和20年4月7日調布市上空でB29に体当たりして撃墜し、戦死した河野 敬氏(41予科入学)の紹介、特攻機の整備を行ったのは朝鮮半島出身者であったという中島重行氏(44専新)の証言や入隊に際して家族に残した故諸橋晋六(47経経)元ソフィア会会長の遺書と兵隊写真などが順次紹介されました。会場にはマスコミ・ソフィア会と学院の史資料室提供による戦時下の上智大学の学園生活の写真も展示されました。 上智大学卒業生が懐かしい母校にお立ち寄りになったとき、「どこか寛げるスペースがほしい」という声を聞くことがたまにあります。そんなときはどうぞソフィア会においでください。3号館の1階に事務局があります。10:00から17:00まで開室していますが、18:00まではスタッフがいます。少々手狭ですが、ちょっと休憩したいときにお寄りくだされば、ソフィアンを中心としたスタッフ一同が快くお迎えいたします。今秋からは新しいスタッフも加わり、一層のサービスに努めています。また、ソフィアンズクラブは12号館にあり、ソフィアンであれば誰でも気楽に「お茶」ができますよ。再来年4月には事務局、クラブとも揃って新棟(ソフィアタワー)に移転して新たな装いで皆様をお迎えすることになります。それもお楽しみに。ソフィア会事務局事 務 局 便 り2015年 4月 1日逝去 兼光秀郎   元経済学部名誉教授2015年 5月 1日逝去 エセイサバレナ,トマス 元文学部名誉教授2015年 6月17日逝去 ディーリ,ジョン   元外国語学部名誉教授2015年 7月 3日逝去 綿貫譲治     元外国語学部名誉教授2015年 7月26日逝去 山田經三     元経済学部名誉教授2015年11月 2日逝去 ラフォン,ミゲル   元非常勤教員2016年 1月~2017 年 3月 ソフィア会・大学のスケジュール2016年 1月~2017 年 3月のソフィア会常任委員等日程(予定) 春季全国代議員会 5月21日(土) 上智大学ソフィア会会員大会 5月29日(日)  秋季全国代議員会 10月15日(土)3月25日(金) 4月 1日(金)4月 2日(土)5月29日(日) 9月16日(金)9月21日(水)9月24日(土)11月 1日(火)12月 2日(金)12月 3日(土)学部・大学院学位授与式学部入学式大学院入学式金・ルビー・銀・銅祝式典、上智大学ソフィア会会員大会2016オールソフィアンの集い9月期学位授与式秋学期入学式第8回地域ソフィア会全国大会(宮城大会)創立記念日オールソフィアンのクリスマス聖ザビエルの祝日訃 報 ソフィア会は「会員相互の親睦」を実現するため、このソフィアンズナウをはじめ、さまざまなコミュニケーション手段を提供しています。 そのひとつがソフィア会のWebサイト(ホームページ)。紙媒体のソフィアンズナウ(年2回発行)に比べ、なんといっても速報性が持ち味です。“時空を超えて”最新情報をお伝えしています。 Webサイトで提供する情報の数は年々増加の一途。2010年以前は、新規情報の掲載は年間100本程度だったものが2014年は592本。今年600本を超えるのは確実な情勢となっています。もちろん閲覧者の数も増えています。月平均のページビューは4万件を超え、特に代議員会やASFが開催される5月にはその数が7万件に達する勢い。みなさまもぜひインターネットで「上智大学ソフィア会」をクリックしてご覧ください。 また、コミュニケーション手段のひとつにソフィア会メールニュースもあります。ソフィア会にメールアドレスを登録されている会員の方々に、お伝えしたいことを簡潔にまとめ、原則として月2回配信しています。配信をご希望の方はソフィア会WebサイトトップページのOnline Registrationからお申込みください。 メールニュースはいわゆるプッシュ型の情報配信手段ですから、ソフィア会からタイムリーに情報を提供されます。そのため、ソフィア会の最新ニュースを迅速に知ることができ、添付されているURLから該当ニュースのページに飛び、詳細をWebサイトで閲覧することも可能です。 さらに、ソフィア会にはFacebook(公式ページ)もあります。ソフィア会Webサイトのトップページの右欄のバナーのソフィア会Facebookで「いいね」をクリックしてください。ソフィア会からの新着情報が転送され、Facebookのタイトル(URL)をクリックすればWebサイトの該当ページの詳細記事を閲覧できます。2015年11月現在で6,000名を超える方がソフィア会Facebookに参加されています。ソフィアンズナウとともにWebサイト、メールニュース、facebookもご覧ください―ソフィア会が提供する多彩なコミュニケーション手段― 2017年3月27日(月)学部・大学院学位授与式今後のスケジュール厳かに、上智大学戦没者追悼会を開催宍戸周夫(71法法)、鈴木真理子(82文仏)、風間烈(65外仏)、宮崎輝雄(72法法)、平野由紀子(82文英)、山本修司(86文新)、宮地信幸(91文新)、金谷春美(03外葡)ソフィア会広報委員会

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