SOPHIANS NOW No.178 Autumn 2015
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No.178 /Autumn /201513Event&Report 11月8日(日)、上智大学祖師谷文化祭(トライアングルフェスタ2015)で留学生による「第3回お国自慢日本語スピーチコンテスト」が行われました。 今年は、中国、タイ、アメリカ、フランスおよびトルコ出身の5名が参加、それぞれ自分たちの国について画像などを使いながら3分ほどのスピーチで競い合いました。聴衆とのQ&Aタイムでは、学生生活についての質問も。来場者は年々増え、中には、スピーチコンテストのファンだというちびっ子も来ていました。 参加留学生には3位までには賞金が、また参加賞として歌舞伎鑑賞券が贈られました。全員、まだ歌舞伎は見たことがないということで楽しみにしているようでした。 また、同文化祭ではソフィア会の国際委員会が企画した「オールソフィアン寄席」も開かれました。祖師谷国際交流会館に住んでいる留学生に、落語を通じて日本語を勉強してもらおうという趣旨で企画されたもので、噺家として活躍しているソフィアン全員が集まる寄席は数年ぶり。日本語・英語落語で2時間近く中入りなしで皆さん楽しまれていました。 なお、トライアングルフェスタの会場は、上智大学が2012年から運用を開始している祖師谷国際交流会館で、外国人留学生と日本人学生が入居する国際交流寮(男女)として使われています。ドイチェルリンクはドイツ語スピーチコンテスト ドイツ語の振興や日本人とドイツ人学生が積極的に交流できる場の提供をコンセプトに活動しているサークル、Deutscher Ring(ドイチェルリンク)の同窓会であるDeutscher Ringソフィア会は、毎年ドイツ語スピーチコンテストを開催しています。 今年、第4回を迎えるドイツ語スピーチコンテストは12月5日(土)に学内で開催。サークル活動の一環としてドイツ語学科同窓会を始め、多くの団体・組織も協力・後援しています。留学生への支援事業などに力 - 金祝燦燦会 金祝燦燦会は海外からの留学生への支援事業を中心として、アジアからの留学生に会員の寄付金よる金祝奨励金の支給と日本語スピーチコンテストを5月のASFで実施しました。また会員の交流と親睦を図るため、春の総会と懇親会、ASFでの金祝お休処の開店、秋の懇親会、そして金祝奨励金の授与式においても懇親会を開いています。 一方、過去2年にわたり実施してきたトライアングルフェスタでのお国自慢スピーチコンテストは、今年からソフィア会国際委員会に移管しました。 留学生への支援活動は、留学生が親日家として母国と日本との懸け橋になってほしいと願う気持ちに根差していますが、それと同時に母校への貢献に直結するものです。発足当初から、ソフィア会の支援を受けて活動していますが、留学生への支援活動を拡充し、永続化するにはソフィア会との連携が不可欠です。 金祝燦燦会は2012年1月20日に会員33名で発足。同年5月のソフィア会春季全国代議員会で登録団体として承認さ、現在会員は1956年卒から1965年卒までの258名となっています。8月3日に開催した第3回金祝奨励金授与式・懇親会でお国自慢スピーチコンテストなどで年々賑わいをみせる上智大学祖師谷文化祭 - トライアングルフェスタ2015SOPHIA未来募金にもご協力を 上智大学100周年記念募金に続き、2014年春からは「SOPHIA未来募金」がスタートしています。 学校法人上智学院における教育研究支援活動、学生の就学支援活動、教育研究環境整備支援活動に要する資金調達のため取り組まれているものです。 使途として①教育研究支援(グローバル・リーダー養成支援、キャリア支援、グリーフケア人材養成支援、課外活動支援など)、②学生の就学支援(奨学金の新設・拡充=経済的に就学困難な学生、海外留学を希望する学生、外国人学生のための奨学支援など)、③教育研究環境整備支援(新棟建築、四谷キャンパスをはじめとする各キャンパスの整備・再構築等の施設整備など)の3つが掲げられています。 ソフィア会では、このSOPHIA未来募金を支援するため、募金委員会が中心となって募金グッズの販売などをしています。 もちろん、上智大学のWebサイトから募金することもできます。上智大学のWebサイトで「SOPHIA未来募金」で検索すると、24時間可能な送金方法が表示されます。ソフィア会維持会費にご協力を 上智大学ソフィア会は、主に皆様に在学時に納入いただいた「同窓会積立金(終身会費)」と、任意で納めていただく「維持会費」により運営されています。現在、ソフィア会収入のうち維持会費の割合はわずか数パーセントに留まっています。ソフィア会の維持・発展のためには、皆様のご協力による維持会費の拡充が必要になっています。 ●拡大し続けるソフィア会 上智大学ソフィア会の会員数は13万人に達しました。海外のソフィアンも増えています。そのためソフィア会では新たに国際委員会を設置し、Webサイトやメールニュースなど、さまざまなコミュニケーション手段のグローバル化を積極的に推進しています。 一方、2016年12月竣工予定の「ソフィアタワー(新6号館)」の中に「新ソフィアンズクラブ」が誕生します。ソフィアンの皆様の親睦や打ち合わせの場として、快適にご利用いただけるよう検討中です。●ソフィア会活動を支える維持会費 ソフィア会の運営費は、長らく在学中に徴収される同窓会積立金が唯一の財源でした。しかし、このように多様化するソフィア会活動を支える新たな財源が必要となり、2008年秋の全国代議員会で維持会費制度が導入されました。この維持会費は、あくまで任意で納入いただくいわば寄付のようなもので、他大学でも多くの同窓会で導入されています。 ご協力いただいた維持会費は、この「ソフィアンズナウ」やWebサイトの制作・運営費、メールニュースの発信費とともに、地域・各種ソフィア会、同窓会のための資金的援助、「オールソフィアンの集い(ASF)」や「オールソフィアンのクリスマス(ASC)」の支援や学生に対する奨学金や課外活動支援金など、ソフィア会の活動の幅を広げる財源に充てられています。 維持会費の納入については、このソフィアンズナウに同封されている「上智大学ソフィア会『維持会費』のお願い」チラシをご覧ください。ご協力をお願いします

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