SOPHIANS NOW No.177 Spring 2015
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Sophians NowINFORMATION ソフィア会は2月19日(木)、2014年度学生課外活動追加支援金80万円(1団体10~20万円)を文科系7団体に贈りました。これにより、本年度の支援総額は前回(平成26年7月)の720万円(文化系14団体、体育会41団体に贈呈)と合わせ800万円になりました。 贈呈セレモニーは、大学関係者やソフィア会役員・常任委員が出席して行われ、上原治也ソフィア会会長から贈呈目録が学生の一人ひとりに手渡されました。これを受け、学生を代表してソフィア祭実行委員長の永島大崇君から「ソフィア会から貴重なご支援をいただき大変光栄に思います。諸先輩の心のこもったご支援に応えるよう今後も課外活動に取り組みますのでご指導のほどよろしくお願いいたします」との謝辞がありました。 今回受賞したのは、ソフィア祭実行委員会、わかたけサークル、上智聖歌隊、上智大学国際法研究会、TFT SOPHIA(Table for Two)、上智ローバース、Sophia Volunteer Networkの7団体です。学生課外活動追加支援金を贈呈NEXT100プロジェクトが「ソフィア・グローバル・ファミリー(SGF)」を推進海外ソフィア会が卒業生、在校生の支援体制を構築へ ラオスとカンボジアの世界遺産を訪ね、ソフィア・ミッションを通して上智大学建学の精神を再考する「第3回上智大学建学の精神を学ぶ旅―ラオスとカンボジア」が8月6日(木)~12日(水)の7日間の日程で開催されます(旅行代金:28万8,000円)。アンコール遺跡国際調査団長の石澤良昭教授(元学長)が同行し、卒業生をはじめ学生、教職員、またその家族・友人が参加できます。 今回はシェムリアップに入る前に、ラオスの首都ビエンチャンの市内観光およびラオス北部の世界遺産に登録されている古都ルアンパバーンで伝統的な建造物、都会的建造物、植民地建造物が融合した景観を鑑賞します。 なお、本ツアーでは毎年カンボジア・ソフィア会(会長エック・ブンタ氏'99院前)の年次総会に出席し、上智大学で留学生として学び、母国で活躍するカンボジア人ソフィアンとの交流も重要なミッションの一つとしています。参加申込み・お問い合わせはソフィアWebサイトからお願いします。http://www.sophiakai.gr.jp/news/news/2015/2015080601.html “100年後のソフィア会の姿を模索する”ソフィアNEXT100プロジェクトでは現在10を超えるワーキンググループが活動していますが、新たに「ソフィア・グローバル・ファミリー(SGF)」に取り組みます。 これは、世界中で活動するソフィア会のネットワークを活用、長期滞在、留学、転勤、移住などでそれぞれの地にはばたくソフィアンをサポートする仕組みを構築するというものです。上智大学の理念である「Men and Women for Others, With Others」を実践する活動の一環といえます。 ニューヨークソフィア会は、すでにこの活動を展開しています。2011年12月に独自に「メンター制度」を発足、今までに9組のメンター/メンティーを“縁組み”してきました。そのニューヨークソフィア会から、この取組みを「ぜひ、ソフィア会の活動、とりわけNEXT100プロジェクトの活動として世界に広げてほしい」との提案・要望があり、これを受ける形でソフィア会の承認を得てNEXT100のワーキンググループとしてスタートするものです。 まず、NEXT100プロジェクトでは世界各地のソフィア会と連絡を取り、協力を得られるソフィア会をリストアップ、協力する各地ソフィア会は、規模、会員数などの実情に即したそれぞれの仕組みを作ります。 対象となるのは、ソフィア会員とその家族、現役学生などです。赴任、留学などで見知らぬ海外に行かれる方には、現地のソフィアンがさまざまな形で支援する仕組みが構築されます。現在、海外ソフィア会は42カ国63都市で活動していますが、このワールドワイドのソフィアン・ネットワークが皆さまをサポートすることになります。 アジア太平洋・15年戦争末期、上智大学から学び舎を離れ戦場に赴き再び帰ることのなかった多くの先輩。戦後70年、上智大学卒業生有志が「上智大学戦没者追悼の会」を結成「追悼ミサ」を行います(主催:上智大学戦没者追悼の会、共催:上智大学ソフィア会、マスコミ・ソフィア会、協力:上智学院)。 発起人代表で八幡護皇隊艦爆特攻だった江副隆愛さん(47文史)は「ただ特攻出撃の選に漏れただけで生き長らえた70年。やがて私は彼らと再会し『君たちが生命を賭した日本は今…』と報告せねばなりません。後輩諸氏、ぜひ、今回の慰霊ミサに参加して彼らの壮絶な死に思いを馳せ鎮魂の祈りをささげてください」と話しています。 マスコミ・ソフィア会会報「コムソフィア」68号の「戦後70年特集・学徒動員体験者の証言」は多くの方の関心を呼び、これが起爆剤となり「追悼ミサ」が行われることになりました。東京上空でアメリカ空軍B29爆撃機に体当たり撃墜し戦死した河野敬少尉も上智大学学生(昭和16年文哲入学)だったほか、特攻隊員など戦没者も多くいます。そこで、ASFでは戦後70年を機に当時の様子の写真展を開催します(会場:紀尾井坂ビル1階115教室、11時~15時)。会場で学徒動員体験者の話を聞き母校の歴史の一端を知ってください。写真:学徒動員で航空隊入隊の中島重行さん(44専新)右端。 なお、 毎年6月に開催している「マスコミ・ソフィア会総会・コムソフィア賞授賞式」は諸般の都合により、今年の秋(10月ごろ)に延期します。戦 後70 年「上智大学戦没者を追悼する会」発足 6月14日に聖イグナチオオ教会で追悼ミサ第3回上智大学建学の精神を学ぶ旅    ラオスとカンボジアのご案内上原治也会長が贈呈目録を手渡すメンター制度で先行したニューヨークソフィア会 「上智大学戦没者追悼ミサ」●日時/2015年6月14日(日)午後1時30分~2時30分●場所/聖イグナチオ教会マリア聖堂、「偲ぶ会」(懇親会)午後2時30分~4時 ヨゼフホール(聖イグナチオ教会内)参加申込み、問い合わせはソフィア会事務局内「上智大学戦没者追悼の会」準備委員会(代表/本多義人、61経経・元ソフィア会会長) マスコミ・ソフィア会主催「戦後70年、戦時下の上智」写真展開催

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