SOPHIANS NOW No.174 Autumn 2013
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No.174/Autumn /20137 5月26日母校10号館講堂では金・銀・銅祝式典に続いて、ソフィア会会員大会が開催されました。まず和泉会長が会務報告として2012年度重点施策の実施報告を行いました。100周年記念事業募金では目標額10億5,000万円の84%まで達成。「創立記念日11月1日までに目標達成を」と一層の協力を呼びかけました。報告の中で特に注目を集めたのは、新ソフィアンズクラブ設立が実現に向けて動き始めたという喜ばしいニュース。2016年3月に竣工が予定されている新棟の中に現在の4倍の規模、事務局も併設されるという概要が紹介されました。会務報告の後、100周年記念ソフィア会事業について戸川宏一実行委員長(63経商/副会長)が今後のスケジュールや内容を紹介。最後に100周年記念祭ASFの実行委員長、濱田大輔氏(04理機/常任委員)が開会を宣言。100年に1度のASFがスタートしました。第3回ソフィア会会員大会を開催ソフィア会次期役員選考委員10名を選出 ソフィア会は10月19日(土)、2013年秋季全国代議員会を開催。当日は拡大東京大会もあり、333名(委任状含む)が参加しました。初めに和泉会長が2013年度重点施策の進捗状況等を報告。創立100周年記念募金の卒業生募金が目標額に達成したとの喜ばしい報告がありました。議案の審議では、役員選考委員会の任期満了に伴い次期委員10名を選出するなど4つの議案を満場一致で承認。報告事項ではソフィアンズ顕彰者表彰式が初めて行われ、ソフィアンの輪を広げ尽力された15名の方々が表彰されました(11頁参照)。代議員会冒頭、創立100周年記念日を前にコロンビアから来日していたアンドラーデ神父にソフィア会から感謝状が贈られました。教鞭をとる傍らソフィア会事務局長として6年間運営に尽力されたことが理由です。 5月26日、母校主催の金・銀・銅祝式典が四谷キャンパス10号館講堂で行われました。100年に一度の幸運な、卒業後50年の金祝(1963年卒)は843名、卒業後25年の銀祝(1988年卒)は2,160名、卒業後15年の銅祝(1998年卒)は2,369名。当日は約680名が出席し盛会となりました。滝澤学長が式辞の後、ラテン語で書かれた祝状と花束を各代表に贈呈。髙祖理事長と和泉会長の祝辞の後、NHK解説委員の道傳愛子さんら金祝・銀祝・銅祝の各代表が謝辞を述べました。遠く海外から駆けつけた卒業生もいて、母校への思いと絆の強さを感じさせられました。 ペテロ・フランシスコ諸橋晋六氏(元ソフィア会会長・元三菱商事社長/47経経)が、6月23日逝去され、その葬儀ミサ・告別式が7月2日聖イグナチオ教会でしめやかに行われました。諸橋氏は、大戦中学徒動員で兵役にも従事し、戦後は日本経済復興とともに歩んでこられました。激務の商社活動の中ソフィア会長として会の発展(ソフィアンズ・クラブ、ソフィアンズ・ゴルフ大会の創設など87-99年在任)に尽力され、文字通り“ミスター・ソフィアン”そのものでした。9月19日には、「お別れの会」が、㈱三菱商事主催によりホテル・ニューオータニで行われました。祭壇には諸橋氏のにこやかに微笑む大きな写真が飾られ、静かな音楽が流れる中を、参列者は献花。3千人入るという会場は満員でした。また若い頃の写真や受賞された勲章なども展示され、改めて諸橋氏の偉大さが偲ばれました。金・銀・銅祝式典盛大に<金祝1963年卒>謝辞 : 山田修平(外西)祝状 : 堀 信行(経経)花束 : 小山恵子(文国) <銅祝1998年卒>謝辞:三浦美穂(文仏)祝状:米澤里恵(文仏)花束:古賀若奈(文哲)<銀祝1988年卒>謝辞 : 道傳愛子(外英)祝状 : 近江正芳(理物)花束 : 徳永真理(神神) 式典での代表の方々(敬称略)式典に続けて開かれた会員大会①ソフィア会次期役員選考委員10名を選出(敬称略)(常任委員) 風間烈(65外仏)、枝川葉子(72外独)、阿見利治(73理数)、八木達郎(74経営)、宇佐美諭(75法法)(代議員)柳本信一郎(63経商)、三溝真季(84法国)、山本雅子(64外仏)、上原隆一(76経営)、星野正樹(81法法)②推薦代議員5名を承認③新規登録団体(地域・各種ソフィア会)10団体を承認(地域)徳島ソフィア会、カンボジア・ソフィア会、大磯ソフィア会、UAE ソフィア会(各種)ソフィアンズスキーの会、ソフィア俳句会、上智大学神学部同窓会、ソフィア・森の長城プロジェクト会、フランス文学科ソフィア会、サントリーソフィア会、④推薦会員2名を承認小出悠人氏(13外独相当)、安楽真理子さん(92比文相当)決議された議案と主な内容アンドラーデ神父(写真右)“ミスター・ソフィアン”諸橋晋六氏(元ソフィア会会長)逝く 1963年卒業金祝実行委員会(堀信行委員長/経経)は、さる6月12日同年卒業生である元首相細川護煕氏揮毫の額を母校創立100周年記念し100年後の後輩のために有志一同と寄贈しました。2013年全国代議員会 Report 秋 季アンドラーデ神父に感謝状金・銀・銅祝の代表の方々額を前に髙祖理事長と1963年卒業金祝実行委員会メンバー(中国唐時代の宰相斐相国の言葉“其言簡・其理直・其道峻・其行孤”が墨されている)1963年卒業金祝実行委員会細川護煕氏(63法法)揮毫の額を寄贈

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