SOPHIANS NOW No.174 Autumn 2013
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No.174/Autumn /20133 上智大学は創立100周年を機に教育研究環境の充実を図るため、各キャンパスの有効利用と施設設備の整備計画をすすめてきましたが、新棟の名称はソフィアタワーとして、いよいよ建設工事がスタートしました。 四谷の一等地の利点を活かし地域・環境と融和したソフィアタワーは、低層階に大ホール(800人規模)・上智の歴史ギャラリー・大中小の教室・研究室・大学事務室・ソフィアンズクラブ・ファカルティークラブ等を配置し、高層階はテナントオフィスとして活用予定です。 イグナチオ教会の鐘の音に続き、ミュージカル俳優石井一孝さん(90外西)の歌う「ハッピーバースデー」でソフィア会史上最大の宴会の幕は開きました。元日本テレビアナウンサー菅家ゆかりさん(81文新)の司会で会は進行。冒頭、主催者代表和泉会長の挨拶では、卒業生の創立100周年募金目標達成の謝辞と新棟(ソフィアタワー)に入る新ソフィアンズクラブについての紹介がありました。乾杯は、コロンビアから駆けつけてくださったアンドラーデ神父にご発声をいただきました。 歓談の時間には、実力派ミュージシャンによる「オールソフィアンズバンケット・スペシャルカルテット」の演奏をBGMに、皆さん、ホテル自慢の料理に舌鼓を打ちながら、旧友や先生との会話を楽しんでいました。また、上智大学放送研究会制作による「上智大学100年の歴史」の映像やこの日参加できなかったヨゼフ・ピタウ先生の最近のご様子がスクリーンに映し出されました。 続いて、現役応援団による「100周年特別メドレー」が披露された後、この日正式に大学の公式キャラクターとして発表されたソフィアンくんの先導により髙祖理事長、滝澤学長が入場。髙祖理事長からは天皇・皇后両陛下もご臨席された記念式典についてのご報告がありました。 そしていよいよメインコーナー。新井満さん(70法法)がこの日のために作った「神様のシンフォニー」を、新井満さんご本人、石井一孝さん、そしてこの日のために結成された学生コーラス「ソフィア・センテナリー・クワイア」の皆さんが見事に歌い上げました。アッシジの聖フランシスコの「平和の祈り」をベースとした歌は、まさに上智の精神に通じるもので、参加ソフィアンの心に響きわたりました。 最後は、応援団たった一人のリーダー部久保田祥平君(法国3年)のリードに合わせ、参加者全員が心ひとつになって校歌を歌い、お開きとなりました。 お開き口ではたくさんの笑顔があふれ、101年目以降に向けたソフィアンの新たなつながりの始まりを予感しました。ソフィアタワー建設はじまる 11月1日、上智大学100回目の創立記念日の夜、ホテルニューオータニ最大のバンケットルーム「鶴の間」にて「オール ソフィアンズ 大祝宴」が開催されました。 世代、学部、クラブ・サークルを超えて1500人ものソフィアンが集い、母校の創立100周年を盛大に祝いました。 ソフィアンズクラブはクラブサロン・事務局・会議室3室により構成されます。会議室は通常時は仕切られていますが、イベント時などには3室一体にした使い方や、クラブサロンと一体とした使い方など様々な使い方が可能です。(2016年3月竣工予定)四ツ谷駅からみたソフィアタワー●● ソフィアンズクラブが新しくなります(ソフィアタワー8階メンスト側) 新ソフィアンズクラブ(イメージ)■ メインコーナーは「神様のシンフォニー」■ ソフィアンの新たなつながりの予感ソフィアンくんの先導で理事長、学長が登場熱唱「神様のシンフォニー」2号館からオールソフィアンズ大祝宴も大盛会のうちに終わるオールソフィアンズ大祝宴も大盛会のうちに終わる天井高を変化させることで、落着いた空間と開放的な空間の両方を兼ね備え、様々な用途に合う包容力ある空間構成とします。ソフィア会事務局

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