SOPHIANS NOW No.174 Autumn 2013
13/20

No.174/Autumn /201313 上智大学100周年となる今年、九州ソフィア会は25周年。九州ソフィア会発足の呼びかけ人である細川護熙氏(当時熊本県知事)を講師に迎え、九州各地のソフィア会(福岡/北九州/佐賀/宮崎/大分/熊本/長崎/鹿児島)が一堂に集まり100名を超える盛大な会となりました。 また来賓として上智学院からは舌津財務担当理事、ソフィア会からは和泉会長、石川副会長が参加。海外からは韓国ソフィア会も参加され、また出張中のソフィアンも飛び入りで参加する和やかな会が9月7日、福岡市のソラリア西鉄ホテルで開催されました。 講演会では、九州ソフィア会名誉会長でもある細川護熙氏が‘戦国を生き抜いた知恵’と題して細川家にまつわる秘話を膨大な資料に基づきお話をされ参加者は聞き入っていました。 九州ソフィア会は九州地区のソフィア会が持ち回りで幹事となり企画され、九州ソフィア会の旗のもと集まる大変ユニークなソフィア会です。この発想が地域ソフィア会全国大会の山梨大会や函館大会では、コ・ホストとして近隣の県のソフィア会が協力する形で生きています。11月に開催されたアジア・ソフィア会も香港ソフィア会が幹事となり第一回会合が香港・マカオで実施されました。 来年の九州ソフィア会は、鹿児島で開催されることも決定。九州在住の方、九州出身の方に限らず、近県の方々も気軽にご参加ください。九州ソフィア会25周年大会in福岡 第26回マスコミ・ソフィア会総会・第23回コムソフィア賞授賞式が、さる6月22日9号館地下カフェテリアで開催されました。会の年次総会終了後、コムソフィア賞授賞式と受賞記念講演会が行われました。 第23回コムソフィア賞には、出版不況と言われる時代に新風(「本屋大賞」の企画推進)を起こし、雑誌編集や書店経営にまで挑戦している嶋浩一郎氏(93法法・博報堂ケトル社長)が受賞しました。また同特別賞には、駅の発車メロディー(駅メロ)の作曲で活躍されている塩塚博氏(79経経/作編曲家・ギタリスト)と『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』を著すほか、ネットを駆使し従来のメディアにない視点で今の日本社会に警告を発している鐸木能光氏(78外英/音楽家・評論家)がそれぞれ受賞され、記念講演をされました。(http:www.cumsophia.jp)塩塚博氏( )、鐸木能光氏( )が受賞細川氏の講演風景受賞者の記念写真左より鐸木氏、原俊彦氏(嶋氏海外出張のため代理)、塩塚氏 上智大学創立100周年を迎える本年、創立時からの学科であるドイツ文学科も創設100周年を迎え、それを祝う式典がさる7月20日(土)に開催されました。まず午後2時より木村直司名誉教授による記念講演『シュヴァイツァーのゲーテ論』が行われ、甚大な世界貢献へとつながるシュヴァイツァーのアフリカにおける過酷な医療活動の精神的支柱はゲーテであったという講演は、卒業生を始めとする約250名の聴衆に大きな感銘を与えました。続いてカフェテリアで催された記念祝賀会では、理事長、学長をはじめ学内から、またドイツおよびオーストリア公使をはじめ学外から多くの来賓を迎え、卒業生約180名が参集し、卒業生の有志によるモーツァルトの室内楽の演奏によって幕が上がりましたが、その響き合う弦の音のように、世代も異なる皆がドイツ文学を通して心を一つにする喜びを味わい、これを機会にドイツ文学科が豊かな伝統を守りつつ、さらに新たに発展していくことを願う会となりました。 経済学部は商科として創設以来100周年を迎え9月21日(土)10号館講堂に於いて記念式典を挙行し、続いて講演とシンポジウムを開催しました。八田達夫氏(大阪大学社会経済研究所招聘教授)による格調高い講演に続き次のシンポジストによるシンポジウムが開かれました。濱口 敏行氏(ヒゲタ醤油㈱代表取締役社長・ソフィア経済人倶楽部会長)米倉 誠一郎氏(一橋大学イノベーション研究センター教授)佐々木 かをり氏(㈱イー・ウーマン代表取締役社長・㈱ユニカルインターナショナル代表取締役社長)山﨑 福壽氏(日本大学経済学部教授) 檀上の熱のこもった応酬、そして聴衆との絡みもTVの討論会を見ているような迫力ある内容で、特にこれからの我が国経済を発展させるためのキーの一つが“ダイバーシティ“にあると総括して満場の拍手と共に終了。 引き続き場所をニューオータニに移し祝賀会が開催されました。祝宴会場では明日のソフィア会を背負っていくであろう学生たちの身嗜み、挙措、応接が実に清々しく立派で、我々古いソフィアンは、彼らに夢と希望を感じ、充実した一日となりました。上智大学経済学部100周年記念式典、講演会・シンポジウム、祝賀会各ソフィア会活動報告ドイツ文学科創設100周年記念式典経済学部開催日:2013.09.07九州ソフィア会マスコミ・ソフィア会79経経78外英嶋 浩一郎氏( )93法法 去る10月12日(土)の午後から夜にかけ、10号館講堂をメイン・ステージとして、上智大学創立100周年記念行事のオールソフィアンズ・ミュージック・アンド・ダンス・フェスティバル(ASMaD)が開催されました。出演してくださった皆さま、観客・聴衆の皆さま全員が大満足だったのではないかと思われ、できればオールソフィアン、全学生に見て・聴いて欲しいイベントでした。 当日は15:00きっかりに元テレビ朝日アナウンサー、雪野智世さん(86文新)の司会進行でスタートし、20:00に全員参加してオリジナル曲“Show Me Your Dream”と”Twist and Shout”を合唱するフィナーレまで5時間の長丁場。サブ・ステージでは、フラダンスやアカペラのワークショップ、酒ジャーナリストの松崎晴雄さん(83外西)によるミニ講演会など、盛り沢山なステージが繰り広げられました。1年半かけてこのイベントの構想を練ってきた鈴木博文(74外英)プロデューサー、準備を進めてきた杉野明秀(85経経)実行委員長、安藤光顕(86外英)副実行委員長をはじめとする実行委員の皆さま、練習を積んでこられたOB・OGと現役の学生諸君ら出演グループの皆さまご苦労さまでした。創立100周年記念行事オールソフィアンズ・ミュージック・アンド・ダンス・フェスティバル開催[第23回コムソフィア賞]ドイツ文学科受賞者の嶋氏

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です