Sophians Now No.169
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上智大学の100周年記念事業への積極的参画と募金協力強化◉2013年度までに10億5000万円募金(現在約50%達成)に向けて団体募金の推進と募金協力の広報強化◉平成卒業生等のソフィア会行事や地域・各種ソフィア会への協力・連携◉募金グッズ/ショッピングアフリエイト/ASF,ASC等イベントを通じて裾野拡大◉上智大学の100周年記念事業部会に卒業生の参画◉大学との連携強化◆累計6億円を超えるご協力と団体募金の大幅増◆さまざまな分野で大学との連携が始まる地域・各種ソフィア活動に対する連携・支援体制を強化◉地域ソフィア会第2回全国大会実施によるネットワーク強化(11月6日大阪開催 ホスト関西ソフィア会)◉地域・各種ソフィア会へ協力の強化(地域・各種ソフィア会事務局への支援ツールスタート)◉アンコールワット展はじめ大学行事と連携しての支援強化◆全国大会の成功と220団体の活発化と連携◆Facebook公式ページによる連携・広報スタート◆事務局への支援ツール学生をソフィア会準会員とし、学生支援態勢強化と学生との連携企画の充実◉就活や課外活動に対する支援態勢強化◉課外活動特別支援800万円(2009年度支出)/ 課外活動支援委員会設立◉創立100周年記念事業 2010年度ソフィアルネッサンス連続講演会実施◉学生との連携企画 ASF/ASC等◆課外活動特別支援の実現および現役学生との連携実現(ASF/ASC等)◆次世代活性化委員会による就活支援◆被災学生への緊急支援500万円実施ソフィア会活動の迅速化活発化に向けて事務局体制の強化◉常勤3名体制の確立◆上智大学の協力で3名常勤体制実現(大学からの出向)ソフィア会の健全な発展に向けて維持会費(任意)の協力依頼を強化。◉2000人600万円 ◆863名337万円の協力と毎年協力者の増加未来に向けてソフィア会基金として年間1,000万円積み立てを継続してソフィア会基盤を強化する◉2010年度末積立基金4億3,500万目標◆達成「新しい時代の幕開け」髙祖敏明 上智学院理事長2010年度 ソフィア会重点施策の実施状況(注)2011年期首積立金は、2010年度実績(速報値)に基づくもので、実績(確定値)では若干金額が変動します。 このたびの東日本大震災により尊い人命が多数失われたことに心を痛めており、深く哀悼の意を表します。被災され、現在も不便な生活を強いられている全ての方々にお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧復興をめざしてご尽力されている方々に応援と連帯のエールをお送りいたします。 上智大学ではソフィア会とも協力し合って、「新入生や在学生への学生納付金の減免と生活支援」や「被災地への学生・教職員・卒業生ボランティアの派遣」等、被災された方々、学生やそのご家族への積極的な支援に取り組んでまいります。被災学生は約100名に達しており、すでに経済的支援として今年度総額1億円の緊急募金を展開しております。おかげさまで、国内外の卒業生、学生ご父母、海外の交流協定校等、多くの皆様から心温まるお見舞いとお志を頂戴しており、この場を借りて厚く御礼を申し上げます。引き続きソフィアファミリーの皆様のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。 2011年4月、上智学院の新しい時代の幕があがりました。学校法人聖母学園と合併し、これまでの上智大学、上智短期大学、上智社会福祉専門学校の3学校に、新たに聖母大学と聖母看護学校が加わり、新しい「上智学院」が誕生しました。同時に、上智大学の総合人間科学部看護学科、文学研究科文化交渉学専攻、総合人間科学研究科看護学専攻もスタートし、新たに産声をあげた以下のものを含めて、いっそう豊かな教育研究体制が発足しました。①西へウィングを拡げ、「上智大学大阪サテライトキャンパス」が大阪・梅田に誕生しました。関西地域の活動拠点として、進学説明会、地域懇談会、グリーフケアの人材養成講座、マネジメント講座、神学講座、教職員養成講座、教員免許更新講習等を行ってまいります。②昨年4月に上智大学と教育提携を結んだ学校法人泰星学園は、今春より校名を「上智福岡中学高等学校」と変え再出発しました。新しい校歌『はばたけソフィアの鷲よ』は、名曲『千の風になって』を生んだ新井満氏(70法法)の手になり、好評を博しています。③卒業生及び教職員を対象としたウェブサイト「ソフィア・コミュニケーション・サービス」がソフィア会の協力を得て開設されました。サイトには、上智の歴史や卒業生の現在の活躍の様子などが掲載されますし、実名で参加するコミュニティを通じて、卒業生同志の交流の活発化が期待されています。④誕生は9月になりますが、地球環境学研究科国際環境コース(英語コース)が開設されます。来年秋には、理工学部英語コースも開かれます。これらは、2009年に文部科学省に採択された国際化拠点整備事業(G30)の一つであり、英語のみの授業を修めて学位が取得できることになります。 一方、本学が「世界に並び立つ」として新たな教育研究の展開を図るために、その基盤となる「新キャンパス計画」や、財政運営の安定化を目指す「入学定員にかかる実員の定員化(学部収容定員増)」について、学内で検討を進めています。 新キャンパスについては、昨年秋に都有地の公募に応募し、残念ながら採択には至りませんでしたが、現在、四谷キャンパスから30分前後でアクセスできるような3~5ha規模の候補地について、関係方面と協議を進めているところです。 また、学部収容定員増については、国の私学経常費補助における学部収容定員について規制強化が進められていることから、大学運営上、教育環境を損なわない範囲で現在の実員に近い定員を維持する必要があり、各学部に対し検討を依頼しております。 去る3月1日に94歳で帰天された、敬愛する元理事長クラウス・ルーメル先生のお別れの会が5月18日に聖イグナチオ教会で営まれます。先生は、母国ドイツに赴き理工学部建設のために多額の寄付を集めるなど、その発足に大きく尽力されました。その理工学部も2012年には創設50周年の節目を祝い、2013年には、上智大学創立100周年を迎えます。お別れの会は、一時代を築いたルーメル先生の数々のご功績やご遺志を思い起こし、21世紀の更なる発展に向けスタートする場にしたいと思います。 最後に、このたびの東日本大震災の復興が順調に進み、被災された方々が一日も早く、安全、安心な生活を取り戻すことができますようお祈りいたします。No.169 Spring 201131 積立金徴収額2 入会金収入3 維持会費(任意)収入4 積立金利息収入5 カード手数料収入6 クラブ使用料収入7 受取利息8 その他収入 収入 計 54,000,000100,0006,000,0004,200,0005,500,0002,800,00020,0001,400,00074,020,00054,800,000100,0005,000,0004,400,0004,000,0002,600,00020,0001,100,00072,020,0001 事務局費 事務局費用2 事業費 ①広報費・ホームページ ②ソフィアンズクラブ ③-1創立100周年記念寄付 ③-2創立100周年記念寄付(課外活動支援) ④ASF運営費 ⑤ソフィアンズカード入会推進費 ⑥地域・各種ソフィア会連携推進費 ⑦その他行事費 ⑧ITインフラ支援3 予備費4 基金積立額 経常支出 計積立金期首積立額 基金積立額期末積立額6,400,0005,270,00011,000,0003,000,0004,000,000300,0003,900,0004,700,0003,500,0002,250,00010,000,00074,020,0006,480,0005,600,00011,000,0008,000,0004,000,000100,0004,100,0005,720,0001,000,0001,930,00010,000,00072,020,000426,139,40410,000,000436,139,404438,387,59510,000,000448,387,5952010予算(円)項 目2011予算案(円)19,700,00014,090,000【収入の部】【経常支出の部】2011年度予算案自 2011年4月1日~至 2012年3月31日理事長メッセージ新しい上智学院の誕生世界に並び立つ上智へ◆緑文字は実施状況

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