ソフィア会ハンドブック 2015-2016
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学生支援活動ソフィア会は会則(第3条)に「会員相互の親睦を深めることおよび上智大学の使命達成と発展に貢献することを目的とする」と明記しているように、「会員相互の親睦」とともに、「母校への貢献」を活動の2本柱に掲げています。ソフィア会はこの「母校への貢献」を実現するため、さまざまな活動を展開しています。 ソフィア会は、2010年に学生課外活動支援制度を開始しました。 大学における学生の課外活動は年々活発になっています。文科系団体では、伝統的な演劇、音楽などの団体に加え、東日本大震災からの復興に取り組むボランティア団体やアジア諸国の恵まれない子どもたちの自立・教育支援に取り組む団体の活動が社会から高い評価を得ています。 一方、体育会各部に所属する学生数は毎年増加傾向にあり、現在1,500名を上回る状況にあります。その結果、関東大学のトップリーグや全国大会で活躍する競技団体も見られるようになっています。 こうした学生時代に経験する課外活動は、団体の目標にチャレンジした仲間との連帯感や達成感をもたらします。また、団体活動の人間関係を通してコミュニケーション能力など社会人として必要な基礎を身につけることもできます。 ソフィア会は、このように社会から期待される有為な人材の育成に役立つ課外活動支援活動を行っているわけです。 2015年度は、学生課外活動支援金を63団体(文科系22団体、体育会41団体)に贈りました。支援金額は文科系各団体に270万円(各団体に10~20万円)、体育会団体に500万円(各部に5~20万円)。今年は文科系団体からの申請が増え、受給団体は初受給の9団体を含め22団体になりました。これは6年目を迎えたソフィア会の支援金制度が学生の間で広く知られるようになり関心が高まってきたものと思われます。◆学生の課外活動支援活動 毎年、上智大学創立記念日の11月1日から3日間にわたって開催されるソフィア祭は、学生主催の伝統行事として長い伝統を持ち、学生の間にも完全に定着しています。毎年、上智大学生としての豊かな個性をにじませた企画・運営で、多くの学生やご父母、卒業生と一般参加者で前夜祭から学内は大変な賑わいで盛会に行われています。ソフィア会は、開催の準備・運営に奔走する実行委員会の学生に協力するとともに運営費の一部として支援金(2014年度実績40万円)を贈っています。◆ソフィア祭支援活動2015年7月22日(水)L号館821会議室で行った課外活動支援金の贈呈セレモニー22
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