ソフィア会ハンドブック 2015-2016
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20各種ソフィア会 マスコミ・ソフィア会は、上智大学卒業生でマスコミ関係者を中心に組織しているソフィア会の認定団体です。相互の親睦と交流と研さんを目的として、母校の発展に寄与する活動をしています。 1988年 4月に発足し、これまでの28年間に「コムソフィア賞」を設けて上智大学関係者で社会的に活躍している方々を顕彰してきたほか、現役学生の就職相談会や「OB訪問」の紹介など現役学生への支援活動、「紀尾井の森カルチャー倶楽部」講演会の開催、会報「コムソフィア」の発行を行ってきました。また、年1回東京で総会を開催、これまでに大阪、仙台、広島、福岡など全国各地で交流会を行ってきました。 特に今年、2015年は「戦後70年」の節目の年。アジア太平洋・15年戦争の末期に行われた学徒動員や徴兵で上智大学からも、学び舎を離れて戦場に向かい、再び還ることのできなかった多くの先輩がいます。上智大学卒業生の有志の間から、こうした先輩方を偲び追悼行事を行おうという機運が盛り上がり、ソフィア会とマスコミ・ソフィア会が共催で「上智大学戦没者追悼ミサ」と「偲ぶ会」を行いました。またASFでは70年前の上智大学関係の「写真展」と「先輩に戦時中の体験を聞く」集いを行いました。 詳しくは、マスコミ・ソフィア会Webサイト「Cumsophia Online」(http://cumsophia.jp/)をご覧ください。◆戦没者追悼ミサを企画-マスコミ・ソフィア会 上智大学グリークラブが誕生したのは1953年で、この年学内1号館講堂で第1回定期演奏会を開催しています。以来、グリークラブは60年以上の歴史をもつ学生団体ですが、そのOBによってグリークラブOB会が作られたのは1965年のことでした。 OB会は結成当時から、卒業生だけでなく、その家族も含めたグリーファミリーとしての活動を展開。年に1度ファミリーパーティを、現在はASF当日に総会とともに開催しています。また学生支援はグリーOB会の大きな使命で、会報の発行、懇親会、年末の忘年会などあらゆる活動に学生が参加しています。 そして今、OB会活動の中心となっているのがグリークラブOB合唱団です。プロの指揮者を招いて毎月2回程度定期的に練習を行い、独自に定期演奏会を開催しています。加えて他大学のOB合唱団との交歓演奏会や上智大学・ソフィア会の主要行事には依頼を受け、校歌やミサ曲などを歌っています。 2015年9月には第2回の単独演奏会を行いました。同演奏会は、理事長・学長時代一貫してグリークラブ顧問をお願いし、2014年末に帰天されたヨゼフ・ピタウ先生追悼ステージとして開催しています。 写真は2015年9月13日、杉並公会堂で開催した上智大学グリークラブOB合唱団 CONCERT 2015のステージ。◆学生と一体となって活動を展開-グリークラブOB会、そしてOB合唱団出陣学徒戦没者追悼ミサ、聖イグナチオ教会マリア聖堂−2015年6月14日ASFで開催した70年前の上智大学写真展と学徒動員の体験談を大先輩に聞く集いー2015年5月31日

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