ソフィア会ハンドブック 2015-2016
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14創立100周年を機に誕生した学部・学科同窓会◆ドイツ文学科同窓会 学内で最も古い歴史を誇る文学部ドイツ文学科の同窓会が2015年5月に発足しました。卒業生はこれまでに約2,800人。ドイツ語圏で働く卒業生も多く、その層の厚さ、活躍ぶりには目を見張るものがあります。 2015年7月には初の同窓会総会と懇親会を開き、20代から80代まで約100人のOB・OGが交流を深めました。卒業後の進路は異なれども、同じドイツ文学科で学んだ思い出を共有する仲間として、旧友との再会だけでなく、先輩・後輩との新たな出会いが生まれました。 他学科の同窓会をお手本に、私たちも年1回の懇親会はもちろん、OB・OGの講演会を開いたり、会報を発行するなど、楽しく活動したいと考えています。現役の学生にも、各界で活躍する先輩がいることを、ぜひ知ってもらいたいと思っています。100年余の伝統を誇るドイツ文学科の同窓会として、私たちは上智大学のさらなる100年を目指し、ネットワークを広げていくつもりです。ソフィア会のホームページにドイツ文学科同窓会の情報をアップし、FBも開設しています。卒業生のみなさん、ぜひアクセスしてください。◆聖母看護学科同窓会 本同窓会は2011 年4 月の上智学院と聖母学園の法人合併により、聖母大学の閉学を見越して同年5 月にソフィア会に編入されました。同窓会の愛称であるインマクラータ・マリア(無原罪のマリア)会の名称は引き継がれ、母校閉学の翌年の2015 年から学科同窓会に移行しています。 設立57 年目を迎え、会員は2,800 余名を数えます。閉学した聖母大学の理念「愛によりて真理へ」と上智大学の理念を基盤に、同窓会報の発刊、会員大会、市民公開講演会を実施しています。また、専門職能別の部会において自己研さんと後輩支援にも力を注ぎ、ボランティア部会は手作り品やケーキの販売成果を看護学生の奨学金へ寄付しています。 ASF では専門性を活かした「健康コーナー」を提供し、2015年からはNEXT100からの参加で他学部の方々と協働して成果を上げています。ASC では看護ユニホームを着用してのキャンドルサービスやバザーに参加しています。 いつ、どこにおいても常にウエルカムで迎えてくださるソフィアンに支えられながら、活発に活動しています。◆フランス文学科同窓会 上智大学フランス文学科同窓会は2013年11月1日、母校100周年記念日に発足しました。その年5月のASFで開催した「仏文カフェ」がきっかけでした。「仏文カフェ」は、先生方や卒業生の著書・訳書・その他活動の紹介と即売の場を兼ねて旧友との再会を楽しめる場です。同窓会総会も同時に行い、活動の軸になっています。 2014年5月には第2回「仏文カフェ」開催、8月には同窓会の発足を病床で喜んでくださった父路門フランソワ名誉教授が帰天され、12月に追悼ミサとしのぶ会、2015年5月のASFで追悼文集発行、第3回の「仏文カフェ」開催、8月に父路門先生追悼ミサの主催が、この1年の大きな活動でした。 フランス文学科は2016年4月に学科創設50年を迎えます。ベジノ先生をはじめ熱心な先生方による厳しくも温かい授業、フランス語劇、合宿などを通じ学年の垣根を越えて自然に助け合い、協力し合えるアットホームな学科です。先生方による勉強会や聖書研究会もありました。そこで培われた縦と横の絆をさらに強くしていくことが同窓会の課題です。現在、各学年から実行委員を募り、学科創設50年という節目を迎える準備をしています。皆さまのご協力をよろしくお願い申し上げます。
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