今度は私たちの番です！！ 2008年08月27日
今度は私たちの番です！！
母校100周年記念事業募金にご協力を！和泉法夫
上智大学は世界中の人々によって支えられてきました。
私はクルップホールで学んだ
私は在学時には理工学部のクルップホールで学びましたが、これはドイツの鉄鋼業クルップ社の寄付で作られたものです。今も上智のシンボルとなっている赤レンガ校舎、１号館は昭和初年にヨーロッパの教会信徒の方々の「ワンブロック募金」で作られたものです。また、日本が敗戦の痛手から立ち直りかけた1954年（昭和29年）、ドイツから邦貨で約5千万円の寄付をいただくことになり法学部が発足しました。かつて学生寮のあった上智会館もアメリカなどからの寄付金で建てられたのです。
1960年(昭和35年)にはドイツのケルン大司教区から100万ドイツマルクの贈与を受けることが決まり、同年5月にはアデナウアー首相が来日。上智の校友となって多額の寄付を約束され、1962年（昭和37年）に理工学部が発足したのです。こうして、世界中の方々の寄付によって上智大学は今日のように発展してきました。
さあ、今度は私たちの番です！
現在、日本は世界でも有数の経済大国になりました。これまで、世界各地からの援助で立派になった上智大学で学んだ私たちは、今度は世界にお返しをしなければならないのです。それには、まず足もとの母校の発展のための手助けをしなければなりません。世界の上智大学となった現在、大学で学んだ私たちは、少しでも母校に貢献することが、世界にお返しをする第1歩となります。
お金だけでは大学はできません
若い方々の中には、在学中に授業料を払ったのだからと、卒業してからの募金に疑問を持つ向きもあるかもしれません。しかし、お金と人を集めても「人間を育てる大学」にはならないのです。ヨーロッパには何百年の歴史を持つ有名大学がありますが、私はその歴史と伝統こそが「人を育てる」と考えています。歴史と伝統によって育てられた私たちは、それを守り育てるために少しの協力をしたいと思います。上智大学は間もなく100周年を迎え、現在「世界に並び立つ大学」を目指す様々な計画が進められています。
一人一人は少額でも、まとまれば大きくなります！
多額の協力でなくて良いのです。ソフィア会では、1口１万円を１個のレンガとして「レンガを積み上げる」上智の原点「ワンブロック募金」を呼びかけています。卒業生の皆様にさらなるご協力をお願い致します。
目標は、2013年に10億5,000万円
ソフィア会が今、もっとも力を入れているのが募金活動です。上智大学は、イエズス会の力によって創立されましたが、創立に当たってはドイツのケルン教区をはじめとする世界のカトリック信者よりの財政支援がありました。しかしその後日本はめざましい経済発展を遂げ、すでに海外からの財政支援を受ける時代ではなくなっています。
キリスト教ヒューマニズムに基づく崇高な建学の精神を持った母校を支えるためには、かつてのようなカトリック信者だけではなく、私たち卒業生の力が求められているのです。そのため、募金活動はソフィア会の主要な活動となっています。
募金協力者の名前を刻んだ銘板除幕式
上智大学創立100周年記念事業募金
上智大学は創立100周年に向け、すでに「上智大学 教育・研究・キャンパス再興グランド・レイアウト」を発表。"世界に並び立つ大学"を旗印に成長、成熟することを打ち出しています。私たちソフィア会も、こうした大学と軌を一にし、募金活動を積極的に展開しています。
寄付には色々な方法があります
- クレジットカード決済
- インターネットバンキングからのお払込み
- 自動払込(口座振替)・銀行またはゆうちょ銀行でのお払込み
- 現金書留または募金室窓口でのお払込み
- 遺贈
a.～e. については上智大学創立100周年記念募金のウェブサイトをご覧ください。 - 物品
- 募金グッズ購入【終了いたしました】
- ソフィア会HPからのネットショッピング「一粒の種 － Dream Makers」
- ソフィアンズカードの利用
- Memories 恩師への謝辞への投稿
- グループ募金(団体の皆様)
- 印税
- 使途指定
- その他
詳しくは学校法人上智学院財務局募金室へ：
Tel.：03-3238-3198 Fax：03-3238-3097
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