2013年1月31日
2012年12月7日(金)、たいへん寒い日であったにも関わらずご来場いただいた、多くの卒業生、在校生、教職員、近隣町会、そして上智大学に関わる全ての方々に心から御礼申し上げます。
上智大学ソフィア会と上智大学が共催する「オールソフィアンのクリスマス(ASC)」は、今回で5回目でしたが、創立100周年を迎えるカトリック大学としてのアイデンティティを持った"ホームカミングディ"の一つとして、また厳粛な企画の中にも、常に人へのいたわりや人との関わりをさらに深める内容であることを忘れずに準備を進めて参りました。
ASCは、待降節の一夜の午後5時30分から8時30分までの限られた時間に、「記念ミサ」、「イルミネーション点灯式」、「キャンドルサービス」、そして「パーティー」の4企画で構成しました。
いずれの企画においても、立案の段階から、卒業生と現役学生との協業体制で進めることができたのは、たいへん意義のあることだと思っています。言い換えれば、上智大学の"ホームカミングディ"は、卒業生が、卒業生だけのために準備するのではなく、上智大学に関わる関係者が、上智大学を取り巻く全ての関係者のために開催することが上智大学らしいと思っています。
また、パーティー会場に設置された5つのブースは、「上智大学創立100周年記念事業募金 東日本大震災被災学生への就学継続支援金」への寄付にご協力いただける団体に出展いただいたことを考えれば、このASCの一つひとつの企画の中にも"Men and Women for Others, with Others" の精神が息づいていることが実感できたことは言うまでもありません。
いよいよ2013年は、上智大学は創立100周年ですが、わたしたちソフィアンが目指すのは、100周年はもとより、さらにその100年先をも見据えて、上智大学の精神を世の中に還元することです。
ASCは、一人ひとりのソフィアンがそのことを思い起こし、再認識できる場となるように、今後も内容の充実を図り、さらに参加者が増加する企画になることを心からお祈り申し上げます。
ASC2012実行委員長 宮井 泰之