第4回オールソフィアンのクリスマス(ASC)のご報告

2011年03月12日

~被災地への祈りを込めて~

第4回オールソフィアンのクリスマス実行委員長
辻 政弘(1984年外英卒)

2011年12月8日(木)夕刻、上智大学四谷キャンパスにおいて第4回オールソフィアンのクリスマス(ASC)を開催いたしました。今回の特徴は、3月11日に発生した東日本大震災の犠牲者、被災者に対する祈りをテーマにしたことです。
午後5時半からのクルトゥルハイム聖堂でのミサに始まり、カトリック学生の会主管のイルミネーション点灯式、キャンドル行進、パーティー終了の午後9時まで、多くの卒業生、教職員、学生の協力と参加を得て賑々しい会となりました。
クルトゥルハイム聖堂でのミサは、会場の収容人数の関係から80名に限られたものの、昔を懐かしむ卒業生で聖堂があふれんばかりになりました。
ミサが終わる頃には降っていた雨も止み、メインストリート中央にはソフィア祭実行委員会メンバーの協力によりキャンドルが十字型に並べられ、イルミネーション点灯式に引き続き、参加者がキャンドルを手に取り、9号館ピロティーまで行進をしました。今回のキャンドル行進には、聖母大学の看護学生8名が正装で参加してくれましたが、命を守る看護師の卵が正装して参加してくれたことは、今回のテーマにも大変マッチしている印象で、パーティー会場では多くの参加者から記念撮影を求められていました。
午後7時から9号館地下カフェテリアで開催されたパーティーには、約200名の学生を含む計359名の参加がありました。冒頭、参加者の皆さんは、ドイル神父様とともに東日本大震災の被災者のためにお祈りを捧げました。パーティーの司会進行と記録は上智大学放送研究会(SBC)の皆さんが担当し、会場内には、第3回ASCから始まった「for Others, with Othersブース」の出展もありました。
ステージパフォーマンスでは、ジャズ研究会、ゴスペルサークルのSAfro FAmily、アカペラサークルL'arbre de Harmonie(ラルブル)の3団体が、歌や演奏でパーティーを盛り上げてくれました。
今回のASCでは、上智大学創立100周年募金の一環として、東日本大地震で被災した上智大学生のための就学継続支援の募金を行ったところ、参加者の皆さんから56,000円余の善意が寄せられました。これに、パーティー会場における「for Others, with Othersブース」出展9団体のうち、物品販売等を行った6団体からの募金を併せると計25万円を超える額となりました。
まだ始まって4回という歴史の浅い行事ではありますが、今後も卒業生、教職員、学生の交流の場であるクリスマスの恒例行事として定着を図っていきたいと思います。

| 上智大学 | ソフィア会 | ソフィア会SNS |

Copyright © ソフィア会事務局