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レーシングドライバー 山野哲也さん―特別講演会
「1/1000秒を削るため」開催報告

2019年07月05日

2019年6月25日、レーシングドライバー/山野哲也さんによる「1/1000秒を削るために」と題した講演会が開催されました。山野さんは経済学部卒で在学中は体育会自動車部に所属していました。現在も全日本ジムカーナ選手権等で活躍しているプロのドライバーです。

講演はMCの岩崎さんと山野さんのトークショー形式で行われ、モータースポーツに詳しい方にも、詳しくない方にも分かりやすいお話で楽しめる講演となりました。内容は自動車競技についての説明からはじまり、学生時代からプロのドライバーになるまで、現在そして今後のことまで語られ、幅広いテーマで盛り上がりました。

特に自動車の運転に関わることなので、「安全運転にもつながる」、といった辺りは聴講された皆様の関心も高かったように思います。常に限界に挑戦するプロのアスリートだからこそ、というような理論や考え方も聞くことが出来、とても参考になりました。

現役の学生からの質問にも非常に丁寧に応えて下さり、1時間のトークショーはあっという間に時間切れとなりました。

聴講された皆様は車の運転が少しだけ上手になった気分かもしれませんね。これからも山野さんには更に記録を伸ばして、上智大学卒のアスリートとして活躍して頂けることを願って報告とさせて頂きます。

岸本久幸(1996理化)



トークショー開催後、山野さんから嬉しいニュースが届きました (2019/07/25 更新)


ソフィア会の皆さんこんにちは!平成元年経済経営卒業、体育会自動車部OBの山野哲也です。
7月14日に四国久万高原で行われた全日本ジムカーナ選手権第7戦ハイランドパーツ美川大会は雨と霧で何度も走行中断になるなか、アバルト124スパイダーで優勝し、累計111勝となりました。同時に、3戦を残しつつ、令和元年における日本で最初のシリーズチャンピオンを確定させることができました。
先日の上智大学でのトークショー直後の大会で最高の結果を出すことができとても嬉しく思います。これからも応援をどうぞよろしくお願いいたします。(山野哲也)