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晴天の下、四谷キャンパスに歓声がこだました
―ASF2018

2018年05月29日

ソフィア会は5月27日(日)、公式行事として「オールソフィアンの集い(ASF=All Sophians' Festival)2018」を開催。晴天に恵まれ、今年も四谷キャンパスは1万人を超える人であふれました。

●懐かしい顔で一杯の101教室

ASFの開会を告げるのは、午前9時半からの聖イグナチオ教会マリア聖堂での記念ミサ。年々多くの人が訪れるようになり、今年は聖堂が人で埋め尽くされました。
その後は、6号館(ソフィアタワー)101教室でのソフィア会会員大会と金・ルビー・銀・銅祝の式典。次々と詰めかける人で800人を収容できる会場はすぐ満席となり、別会場でテレビ中継を見る状況に。
会務報告では、戸川宏一ソフィア会会長が新たに創設したソフィア会奨学金制度などを紹介、会員相互の親睦とともに、ソフィア会が大学支援にも積極的に取り組んでいることをアピール。続いて、ASF2018の杉本隆一郎実行委員長が登壇し、今年のASFのみどころなどを紹介しました。
引き続いて行われた祝典では、まず曄道佳明学長が「今、この四谷キャンパスには9学部29学科、1万2,000人の学生が学んでいます。今後、急速に変貌する社会にリンクを形成しうる人材を輩出するよう努力しています」と大学の現状を報告する形で式辞を述べました。
続いて、金、ルビー、銀、銅祝の順で各代表者にラテン語で書かれた祝状と花束が贈られ、佐久間勤上智学院理事長、戸川ソフィア会会長の式辞・祝辞のあと、各代表者が学生時代の思い出などを交えながら挨拶。12時過ぎに会員大会と祝典は終了、午後は金、ルビー、銀、銅祝のパーティがそれぞれに趣向を凝らして行われるとともに、半年以上も前から実行委員会が企画を練ってきた各イベントがスタートしました。また、各学部学科同窓会やクラブ、同好会のOBOG会なども、各教室や開放されたSJガーデンなどで行われました。

●講演会にも多くの人が

今年も、メインストリートにはさまざまなイベント企画や店舗のテントが並びました。また、ソフィアタワー前に設置されたステージでは、午前中から地域や現役学生など各団体のパフォーマンスが次々と展開されました。
事前予約なしで入場できる講演会も充実したタイトルが並びました。国立西洋美術館主任研究員、川瀬祐介さんの「光と影:スペイン美術の魅力」、ASF2018総指揮の金谷武明さんとフォトジャーナリスト、安田菜津紀さんとの対談「写真で伝える仕事」、ASF2018の杉本実行委員長の後援「ポジティブキャリアの築き方」などなど。もちろん、スピーカーも聴衆もソフィアンです。
ASF2018記念講演会として開催した鳥飼玖美子ソフィア会副会長の講演「異文化コミュニケーションを考える」も、400人収容可能な6号館307教室は入りきれないほどの人で埋まりました。講演後も、現役学生も含めて熱心な質疑応答が続きました。
学部学科同窓会、各種ソフィア会が独自に開催した講演会でも充実したイベントが並びます。法学部同窓会で行われたのは、上智大学卒で現在法科大学院の越智敏裕教授による講演「人生二刀流」。越智先生は法律関係の著作も数多く出版する傍ら、赤神諒のペンネームで出版した「大友二階崩れ」が日経小説大賞を受賞するなど、多方面で活躍されています。
こうして行われた各集会やイベントも午後3時過ぎには終了。午後4時からはASF2018の最後を飾るメインストリートのステージでグランドフィナーレを迎えました。佐久間理事長,曄道学長、戸川ソフィア会会長がそろって「上智大学万歳!」と叫ぶ中、最後は応援団の校歌リードで今年のASFも久しぶりに母校を訪れたソフィアンの笑顔があふれる中、幕を下ろしました。
過ぎてしまえば、あっという間の5月の最終日曜日でした。

ソフィア会広報委員長 宍戸周夫(1971法法)

聖イグナチオ教会マリア聖堂の記念ミサ

会員大会・祝典会場の6号館101教室は満席

会務を報告する戸川会長

人であふれるメンスト

現役学生手作りの装飾で盛り上げる

金祝会場では懐かしい歓声も

ステージでのパフォーマンス

鳥飼副会長の講演会も満席

グランドフィナーレではみんなで「上智大学、万歳!」

卒業生と学生が一体となって作り上げました