Sophians Now No.172
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No.172/Autumn /20125 つい最近、看護婦のナースキャップが全国の病院から姿を消しつつあるという大変残念なニュースを目にしました。ナースキャップはナイチンゲールの時代に始まった習慣で、看護学校では学生が入学後、基礎教育を終えて実習を始める前に意識を高め、看護婦としての使命を自覚し、決意を新たにするために「戴帽式」を行ってきました。聖母大学では60有余年継承されてきた最後の戴帽式が2010年11月に行なわれました。 このたび上智大学の総合人間科学部看護学科から、11月10日に第1期生が実習等の専門教育をスタートするのを機に、≪ソフィアの精神を心に、看護の技を手に≫との趣旨で「コミットメント・セレモニー」を行うとのご案内を頂きました。 「戴帽式」の精神が「コミットメント・セレモニー」に引き継がれていくことを祈ってやみません。インマクラータ・マリア会/聖母大学同窓会 会長 阿久津早智子カトリック元町教会にて感謝ミサ懇親会のフィナーレの校歌斉唱インマクラータ・マリア会 第25回マスコミ・ソフィア会総会・第22回コムソフィア賞授賞式が、さる6月30日9号館地下カフェテリアで開催されました。年次総会が終了後、コムソフィア賞授賞式と受賞特別記念講演会が行われました(http://www.cumsophia.jp)。講演会の後では、受賞した信長貴富氏(在学中混声合唱団アマデウス・コール所属)を祝おうと駆けつけた混声合唱団アマデウス・コールのメンバー有志とOBOGらが、信長さんのタクトのもと美しい歌声を披露。最後は会場の全員で校歌を高らかに合唱しました。以下は、受賞者の方々。●コムソフィア賞/我謝京子さん(87外西)ロイター記者、映画監督●コムソフィア特別賞/三森ゆりかさん(81外独)つくば言語技術教育研究所所長●コムソフィア賞濱口賞/信長貴富氏(94文教)作曲家・編曲家第22回コムソフィア賞我謝京子さん(87外西)他が受賞「戴帽式」から「コミットメント・セレモニー」へマスコミ・ソフィア会 大会に先立ってカトリック元町教会で髙祖理事長他4人の神父さまが函館大会の開催に感謝の祭儀を行ってくださり、72名のソフィアンがミサに与りました。 地域ソフィア会の情報交換会には26団体から34名が参加され、全国大会の体験談、母校創立100周年行事への取組み、バザーの開催等同窓会運営のノウハウなどを披歴してくれました。 その後は会場を変えて、本会を開催。城木浩一(61法法)大会実行委員長の歓迎の辞、和泉会長のお礼の詞、髙祖理事長と滝澤学長からの祝辞に続いて、パネルディスカッションに入り、コーディネーターの細川佳代子さんの鮮やかな司会進行で、パネリストの髙祖理事長、滝澤学長、石澤前学長、ウィリアム・カリー元学長が在学中、在任中のそれぞれの思い出やソフィアンのきずなを語ってくれました。 大会の後はソフィアマンドリーノOBの皆さまによる歓迎のミニコンサートに続いて大懇親会。二次会は函館山の展望台からの「百万ドルの夜景」組とホテルで「旧交を温める」組に分かれました。 翌7日(日)はエクスカーション。3コースに分かれましたが、初めて函館を訪問されたソフィアンにはトラピスト修道院とトラピスティーヌ(女子)修道院が印象深かったようです。 城木大会実行委員長、小林裕幸(63文英)および中村由紀夫(73法法)両副委員長他実行委員の皆さま、全国からご参加くださったソフィアン、メッセージをお寄せくださった国内外のソフィア会の皆さま、皆さまのお陰で第4回地域ソフィア会全国大会も無事盛大に終了しました。ありがとうございました。いよいよ来年は母校創立100周年記念の東京大会。皆さまとの再会を楽しみにしています。10月6日(土)第4回地域ソフィア会全国大会(北海道大会in函館)が函館国際ホテルで開催されました。今回は北九州大会、関西大会、山梨大会に続く第4回大会で、母校創立100周年の前年という大切な年の大会でしたが、関係者ご一同の熱意と努力に応えて全国のソフィアンとそのご家族約240名が北海道開拓史の原点で、風光明媚かつカトリック教会とも縁が深い函館に集う盛会になりました。 5月27日のASFの日、燦燦会(金祝を迎えた仲間の会)は第1回「留学生による日本語スピーチコンテスト」を1号館101教室で開催しました。参加者は国際教養学部から4名、外国語学部から1名、大学院から1名の6名。審査はウイリアム・カリー先生、濱口吉右衛門(60経経)金祝燦燦会会長、現役学生6名の8名で行った結果、優勝は「日本への旅」と題して演壇に立った大学院グローバル・スタディーズ研究科のクリスティーナ小野さんに決まり、ウイリアム・カリー賞(3万円)が授与されました。他にソフィア会会長賞が2名、金祝燦燦会会長賞が3名でした。又副賞が参加者全員に贈られました。表彰式後は、参加の留学生6名と審査を務めた日本人学生6名が輪を作って交歓しました。燦燦会による日本語スピーチコンテスト燦燦会受賞者の記念写真左より信長さん、三森さん、我謝さんKITA-KYUSHU≫OSAKA≫ YAMANASHI ≫HAKODATE北の地函館で第4回地域ソフィア会全国大会が盛大に開催北の地函館で第4回地域ソフィア会全国大会が盛大に開催優勝者のクリスティーナ・小野さん「戴帽式」点灯のシーンパネルディスカッション

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