ソフィア会ハンドブック 上智大学創立100周年記念号 2013-2014
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ソフィア会の運営費ソフィア会の収支◆ソフィア会収支の内訳 ソフィア会の主たる収入源は、現役学生が在校中に支払う同窓会積立金(終身会費)で、現在利息収入を含めて総収入の80%を占めています。さらに、2008年11月から導入した維持会費が約4%あり、合計84%以上が会員の皆さまからの「会費収入」となっています。また、積立金(基金)利息(同、約6%)に加えて、ソフィア会事業運営に支障のない範囲で「収益事業収入」の拡大も進めており、20年以上伝統のあるソフィアンズカードの収入やソフィア会ホームページからのリンクで報酬を得るネットショッピング募金「一粒の種 - Dream Makers」の収入が、学生課外活動支援などへの貴重な財源になっています。  今後、ソフィア会活動の幅を広げるには、会員の皆さまのご理解をいただいて、維持会費収入を大幅にのばしていくことが大切になっています。 一方、支出については、節約に努めるとともにソフィア会活動方針に従い、事務局費や広報費など事業運営上固定的な支出に加えて、ASF(オールソフィアンの集い)、大学への寄付講座などのソフィア会事業、大学への募金、現役学生への課外活動支援などに優先的に予算をつけています。 収支の状況を全体として見ますと、安定かつバランスのとれた健全な内容で運営されております。 ソフィア会は長期計画として、継続的に節約に取り組んでおり、積立金(基金)を毎年1千万円を積増しています。この結果、2012年度末には残高は約4億6千万円となりました。2013年度は、上智大学の創立100周年記念のさまざまな事業のための予算を1千万円以上計上しましたので、この積増はいったん中断しましたが、2014年度から1千万円の積増を再開する予定です。 2013年度の特記事項としては、新ソフィアンズクラブ建設(2016年3月竣工予定)の建設費相当額の1億円をソフィア会積立金から取り崩して寄付したことです(これにより、積立金残高は約3億6千万円になりました)。さらに、資金の有効活用の観点から、新ソフィアンズクラブの収入全額を、賃料の一部見合として上智学院に寄付することを決定しています。Column 6 コラムCampus 上智会館にあった懐かしい学食は2005年春まで健在でしたが、キャンパスレイアウトの再編に伴い、新しい2号館5階に移りました。学内にはこのほかにカフェテリア(9号館中庭地下)、11号館ラウンジ(地下1階)と、計3つの食堂、喫茶施設があります。Guide2012年度実績ソフィアンズカード手数料 6%その他の収入 1%ソフィアンズクラブ収入 3%収入維持会費 4%同窓会積立金(終身会費) 80%積立金(基金)利息 6%その他 1%基金積立額 14%100周年募金  24%広報費 9%ソフィアンズクラブ運営費 7%学生課外活動支援 11%大学への寄付金 ASF等事業費11%地域・各種ソフィア会連携推進費6%事務局費 17%支出33

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